どこを歩いていても、金木犀が香る時期になりました♪
目には見えなくても、香りで金木犀を発見してしまうので(笑)、「お尻探偵」じゃなくて「お鼻探偵」って感じですね(≧▽≦)。
さて今宵は、秋の夜長の読書タイムにピッタリなタイトルですが、どうにもこうにもスティーヴン・キングですので(笑)、怖いお話が苦手な方は、また次回によろしくお願いいたします(*´▽`*)。
そして今回は衛生面に関しても「ぬぇっ!?(@ ̄□ ̄@;)!!」と思われるかもしれない表現が入りますので、今宵心地よくお休みになりたい方にはおススメ出来ないブログとなっております(≧▽≦)。
また次回によろしくお願いいたします(*´▽`*)。
ということで、ここまで書いても残ってくださった方々は、かなりの強者の皆様ですね(≧▽≦)。
今回の「夜がはじまるとき」は短編集になります。
どの作品も素晴らしかったのは云うまでもありませんが、 今回、特に”狂気”を感じたのは「N」と「どんづまりの窮地」ですね。 強迫衝動、強迫観念に支配された人たちの内面が事細かに描かれていて、客観的に描かれているからこその「怖さ」が、お見事という他ありません(≧▽≦)。 まぁこういった内容を描こうと思えば、感情移入をしていては不可能ですよね。 「N」は、強迫観念が連鎖していくことの怖さもありましたね。患者さんからお医者さんへの連鎖。 そして「どんづまりの窮地」も、「えええええーーー!どうなるのおおおおお!」というサスペンス的要素も相まって、手に汗握る怖さでした(笑)。 肉体も精神も病に侵された隣人との揉め事から、罠に嵌められ、なんと、工事現場の「簡易トイレ」に閉じ込められるカーティス。株式市場で財を成し、何不自由なく暮らしていた百万長者のカーティスが、使い古されて、いつのものだか判らない排泄物が残されたままの簡易トイレに。 隣人に愛犬を、事故に見せかけて殺されたカーティス自身も精神を病み、強迫観念に縛りつけられていました。 もうなんていうか、二人の狂気が火花を散らして炸裂するって感じで(笑)、簡易トイレの中でのカーティスの恐怖は、キング自身が楽しんで書いたはるのが伝わってくるくらい(笑)、リアルに感じましたね。本当の「どんづまり」。 誰もが身近なものを、「恐怖の題材」として描くキングの真骨頂ですね(*´▽`*)。 他にも「奇跡」が描かれた作品など、今回の短編集も多彩で面白かったです♪ 秋の夜長に、キングをどうぞ(*´▽`*)。 |
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