2011年10月17日月曜日

読書 「魔女と呼ばれて」※ネタバレ注意

 久々にシエスタしてしまった

じゅごんで~す(ノ´▽`)ノ


熱中症で搬送された方も いらっしゃるようで

やっぱり今日って 暑かったんですねー


ハロウィンでしてみたいコスプレにも書いたけど

「魔女」って けっこう憧れの対象で


小さい頃から なんか 「思いっきり善人」より

「暗黒を知っているが故に 苦悩する善人」とか

「清濁併せ呑む善人」って方が 好きでした。


アニメでも デビルマンのアキラくんとかね。


で 「魔女」で思い出したのが この本。



イギリスのフェミニストの作家さんが書かれた本ですが

随所に仕掛けがあって

一気に読んだ本です。

その後も 何度も読み返して 血肉となった本の一冊。


体が巨大すぎて 顔も女性的魅力からは かけ離れた主婦が主人公。

心根は優しく 頭も良いんだけど

習慣というか 世の習いに従って 夫に従順な妻であったけど

この夫に愛人が出来たことから

彼女の秘めていた内面が あらわになっていく・・・


よくある復習劇?と思われるかもしれないけど

そこはウェルドンですから

人間の深淵を覗き込むような描写や

社会の歪みを的確に表現していて

ただの復習劇には終わりません


主人公の頭の良さに感動するくらい

綿密な計画によって 実行されていく復讐

そして 夫に捧げられていたはずの忍耐力も

復讐の為に 捧げられます。


男性に有利な仕組みになっている仕事社会と 

その流れに 上手く乗って 得をする男女。

上手く乗れずに はじかれていく人々。


主人公は その外見からは想像もつかないくらい

冷徹なまでに 頭の切れる女性ですから

社会を変えられないなら グチグチ言ってるヒマは無いとばかりに

「自分を変える」という方法を選びます。


外見にはコンプレックスを抱きつつも

心優しかった主人公が

夫の裏切りから 心の中で「魔女」を育てていく。


夫を愛人に奪われたあとは

過激なフェミニズムのコミューンに参加し

主婦だった経験を生かし 事業を立ち上げ

主婦達に仕事を斡旋していく。


主人公が整形手術を進めて行く時の

忍耐強さは 圧巻です(((゜д゜;)))


ひざにヒダを入れて身長を低くし

平均的な男性が好む顔に変わった主人公。


決して ハッピーエンドではないけれど

心に 今も強く残る一冊です。


2011年10月4日火曜日

「自由」ってなんだ?

 メッセージや コメントをいただく中に

「じゅごんさんって 自由で良いですね」って

書いてくださる事が ちょこちょこあって。


「自由」って 何だ(・ω・)


じゅごんは 自分が 「自由である」とは思ったこともなくて

そりゃあ「吉野家さんを敵に回した女」 の記事にも

書かせていただいたように


空気が読めないとか

思ったことを言ってしまう って部分はあります


4・5歳の頃にも

祇園祭の人混みで

「ああ もう なんで こんな人が多いんや」

「もう ぶつからんといて」って

キレながら 

親に連れられて歩いていたそうだし:(;゙゚'ω゚'):


同じ歳の頃に

中華屋さんの「珉珉(みんみん)」さんのお店の中で

「じゅごんは こんな汚いお店で 

ご飯なんか食べへんでヽ(`Д´)ノ」って

散々 叫んで ごねた後に


出されたお料理を ひと口食べて

「美味しいーヾ(@°▽°@)ノ」って 叫んで

お店中を 爆笑させてしまったこともあるそうです・・・(;^ω^)


それでも 子供の頃から 「不自由さ」は

ものすごく感じていました。Σ(゚д゚;)

(どこがやねんですかね・・・)


今だって ブログでは 

好き勝手に 好きなモノ アピールしてるし

書きたいこと書かせていただいてますが


(心の広ーーーい ブロ友さんたちの お陰です☆)


一応 会社員

一応 管理職

そんなに 自由に生きてる実感は 

ないんですが


ただ こだわりや 大事なことや 大切なものが

他の人より 少ないのかなっていう風には

感じます。


自分の肩書きも 人の肩書きも

職業やなんかも 

別に なんでもいいやんって感じです。


「探偵はBARにいる」って 映画で

「主義を通しすぎれば ソビエトだって地図から消える」って

セリフがあったのですが

納得の ひと言でした。


矜持は 持ち続けるだろうけど

それ以外のことは 大抵 どうでもいいんです。


いや・・・ 

単なる 面倒くさがり屋なんですけどね(≧▽≦)


たくさんの人が

自分で自分の首を絞めるように

自分で自分を 「不自由」にしてるなーっていうのは

とても 感じます。


「勝ち負け」論 好きな方も多いですけど

誰に対して 何に対しての

「勝ち負け」なんでしょう


他者に対しての意識の違いかもしれませんが

どうにも じゅごんには 解からなくて・・・


「人にバカにされた人が 人をバカにする」とか

ブルハの歌詞にもあるように

「弱い者が 更に弱い者を 叩く」とか

そういう 悪循環の 真っ只中にいる人も

多いような気がします。


悪いループは 自分のところで

断ち切った方が 気持ち良いのになぁ・・・


人に認められたいとか 人にどういう風に見られたいとか

「他者の中の自分像」を作り上げることに

何の意味があるのかな


自分が 気持ち良くなる為

他者を意識した前提なら

そんなのは 

一瞬の快楽に過ぎないと 思うんですけどねー・・・


「どう見られたいか」ではなくて

「どうしたいか」って ことの方が気持ち良いと思うんですよね


うーん・・・人間性の違いとか 感性の違いとか

そんなもんじゃないと思う。


誰でも じゅごん程度になら

充分 自由になれると思うんだけどなあ・・・(・∀・)


自分を誤魔化し続けて

ひねくれて 何も見えなくなった人も

たくさん 見てきましたが

そういう風に なりたいですか


どうなりたいかは 自分が決める事で

それには責任も伴うけど

快楽を引き立てる 隠し味みたいなもんで。


みなさん きっと じゅごんなんかより

真面目で 

世間様の価値観に

素直に従おうと されてる気がします。


じゅごんは 多分

「自由」なのではなくて

単に 変てこな 快楽主義者なのだと

思いますよ(°∀°)b


じゅごんろ~どストア

2011年8月20日土曜日

背の高さの効用

 じゅごんは日本人女性としては 高めの身長。

「背が高くて良いね」 「脚が長くて良いね」って言われたことは数知れず。

その度に 日本人的儀礼として 曖昧にお礼を言ってるけど

実は 何が良いか よくわからない


本人的には 良かった事など 思い当たらないから(-"-;A

目立つし 洋服だって丈が合わないし

小柄な女性なら太っても可愛いらしいけど

背が高くて太ると お相撲さんのようになる


良いことなんて ほんとに思い当たる節がない・・・


でも

小柄なファミリーの為に 高いところのモノを取ってあげる時。

お買い物先で 商品が取れなくて 困ってる人を見かけたら

代わりに取ってあげることが 出来た時。


あ~ 背が高くて 良かったって思う。


背が高くて良い事は

本人の為じゃなくて 人の為に何か出来るってとこが 良い事なのかも。


な~んにもできない じゅごんでも

ちょびっと 人様のお役に立てた気分になれるから。


それが 背が高くて良かった たったひとつの効用かな。


小柄な人って それだけで可愛らしいから

じゅごんなんかからしたら ヨダレもんなんだけど(゜ρ゜)


ま 今さら 背の高さに不満を感じている訳ではなく

ただ あまりにも うらやましがられたり

「良いね~」って言われ過ぎるから

ちょっと考えてみた


暑いし 血ぃ足りないし 頭動かないんだけど。

そんな時の方が  ポコッと 普段は出ない答えが出たりもする。


うん。面白いヾ(@°▽°@)ノ





2011年8月2日火曜日

やっぱり大好きエイミー・ワインハウス

 エイミーの素行の事を、

とやかく、うるさく言う人たちもいるけど


やっぱり、ソウルフルで切ないエイミーの歌声とパフォーマンスは

大好きです。


マスコミ受けする ミュージシャンばかりが

もてはやされるけど

本物って こういうものでしょ?


さらりと言う エイミーの声が 聞こえてきそうです。

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2011年7月12日火曜日

読書「非常識家族」

 こんにちは

ますます体のお肉が肉々しくなってきて

途方に暮れてる じゅごんです (´・ω・`)。


そろそろ自分の洋服も作りたくなってきているのに

こんな事では、また改めて製図を描かねばならぬ。


もともと スタイルブックなどの付録についている

「実物大パターン」は 全く合わない体型のため、

製図を書くときも 補正 補正 補正 の連続。


人一倍 パターン1枚にも手間がかかるので

製図の描き直しは避けたい。

・・・と にっこり微笑む お肉に 独り語りかけてる

じゅごんで~すヾ(@^(∞)^@)ノ


・・・すみません。


本の事です。


「非常識家族」

今また読み直してるんですけど

やっぱり 面白いので ご紹介~o(^▽^)o


「きぃーっ なんて非常識なっ」とか

「・・・そんな事も知らんのか 常識やろっ」

なあんて言葉、


皆さんも1度や2度は 聞かれた事おありでは?

「常識」という言葉を笠に来て 

なんだか、ご自身が全ての正義を背負っていらっしゃるような

物言いをされる方・・・

たまにいらっしゃったりして。


そういう方にこそ ぜひぜひおススメしたい本でもあります ( ´艸`)

「常識」とか「正義」とか「社会」とか

誰も見たことのないものなのに

なぜかそれを盾に、ものを言われると

「自分の考え方が 外道なのだろうか・・・」と

気のちっこい じゅごんなどは思ってしまいがちですが


なーんてことない。

そんなものは 存在しないのですから。


怖るるに足らず(`・ω・´)シャキーン


ということを 気付かせてくれる 

とってもファンキーな1冊で~す。


物語は 親子三代ひとつ屋根の下に暮らす

大学生の男の子の目線で語られますが

筋の通ったへ理屈とでも言うような持論を展開する

彼の家族達には 爽快感すら感じる 笑いがイッパイです。


それも爆笑ではなく、延々とクスクス笑ってしまうような。

偽善や虚飾を笑い飛ばしながらも 

「ものごとはすべて 固定観念で考えちゃいけない

自分の好み 他人の考え方 世界は実に広範で種々雑多

つまり これというはっきりした答えはない ということだ」

なんてこともサラリと語られて

勉強になることも、たくさん書かれています。


四角四面な考えなんて、どこ吹く風。

なんでもアリの精神は、パンクにも通じるなぁv(^-^)v

何かと イラっとされがちな方も

読んだ後は 心が柔らかくなっているかも~???


大好きな本の中の 一冊です~ヾ(@°▽°@)ノ

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