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2019年12月2日月曜日

振袖から真綿の綿入れ半天にリメイクの作り方14(紐とポケットを付ける)


はううっ(@ ̄□ ̄@;)!!

と気付けば12月ではございませぬかっ!
月日の経つのが早うございまする(´・ω・`)。

ということで袢纏の作り方、最終回、
行ってみよー!ヾ(@°▽°@)ノ

最後は紐とポケットを付けて完成です♪

紐付け位置は、基本は腰骨の位置になります。


上前(左側)のお衿の内側に、
紐の布端を折り込んで付けますが、
女性用の紐は、紐の縫い目を上に、
男性用の紐は、紐の縫い目を下にして付けると
教わりましたが、

先生に尋ねても理由は不明でしたので(笑)
任意で、お好きな方を上にしていただいて
大丈夫だと思います♪

本ぐけで、お衿の端まで付けていただきますが、
表には針目が出ないように、裏布と真綿と
縫い代のみを抄います。


あ。ちなみに、私はお衿を広げたままで
着るタイプにしましたので、紐は40㎝です♪

もう1本は、右側の脇の表布に付けます。
表布と脇の縫い代と真綿を抄って、
裏布には針目が出ないように付けます。

内紐も同じ位置に付けますが、
右のお衿に付ける紐は表布に付けます。
そして左の脇に付ける紐は裏布に付けます。

ポケット位置は、基本は下前(右側)で、
場所は任意で決めていただいて大丈夫です♪
ポケットも手を入れる部分以外の3辺を本ぐけにして
裏布に針目が出ないように、表布と真綿を抄って付けます。


ということで、完成なのら~~~!
ヾ(@°▽°@)ノ

可愛くて暖かくて軽いんです(≧▽≦)。
着心地もさらふわで最高なんです(≧▽≦)。
(自画自賛)


ファミリーの元仕事部屋で綿入れ作業をしていたので
そのまま、そこで着物用ハンガーに掛けてみましたら

おおうっ!(@ ̄□ ̄@;)!!
こ、これは。。。!

もしかしてもしかして、
い・の・き・ボンバイエ?
(≧▽≦)

アントニオ猪木さんの入場テーマ曲が
すぐに頭の中で再生され、
綿入れ袢纏を羽織って、ファイティングポーズをとりながら
心の中で「なんだ、この野郎」と呟いていたことは
言うまでもありません。

可愛くて暖かくて軽くて
おまけにアントニオ猪木さんの気分にもなれるなんて!
ヾ(@°▽°@)ノ

椅子に座っての作業の時にも着たいので、
足首より少しだけ上の長さに変更しました♪

今回で完成ですが、もう少し細かく説明した方が
わかりやすいかなー?と思う部分も
多々ございますので(笑)
また少しずつ加筆修正させていただきます。

YouTubeへのアップも、もう少しお時間をいただきます。

ではでは一旦、お疲れ様でございました!
(≧▽≦)












じゅごんろ~どnote

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2019年11月28日木曜日

振袖から真綿の綿入れ半天にリメイクの作り方13(真綿の留めと綴じと仕上げ)


今夜は雨が降って、
久しぶりに寒いと感じる京都です(*´▽`*)。

一雨ごとに寒くなる季節ですので、
皆様も体調管理にはどうぞお気を付けくださいませ。

さて今回は、真綿の「留め」と「綴じ」ですね。


真綿を入れて、ひっくり返すことが出来ましたら、
お衿の中心である、背のところと、
お袖付けの下の部分で、
表の布の縫い代と真綿と裏布の縫い代を
2本にした糸で留めておきます。

一針すくって、きゅっと結んで、
留める感じですね。


留めが出来ましたら、
背の部分の縫い代と真綿を綴じます。

ここも、表布の背の縫い代と真綿と
裏布の縫い代を合わせて待ち針を打って、
本縫いの1~2㎜上を2㎝くらいの針目で綴じます。

接ぎの縫い代の始末をした部分で、
綴じにくいところは
綴じなくても大丈夫です(*´▽`*)。

ある程度、真綿が動き過ぎないように
綴じておく、という感覚ですね。

同じように、脇や衽の縫い代と真綿を綴じます。

それが出来ましたら、お袖口の下の部分を
表布・裏布共に、小さく抄って、
しっかり留めて、袖口を本ぐけします。

次に衿下ですが、


衿下の衽は、表布の縫い代で
真綿を包むようにして本ぐけにします。


お衿の裏布は0.8~1㎝くらい、表布より控えて
ここも本ぐけにします。

基本としましては、お衿はここから半分に折って、
更に本ぐけをしますが、
私はこのままの方が、
首の後ろが暖かいように思いますので
これで完成としています(*´▽`*)。

さあ、あとは次回、
ポケットと紐を付けましたら完成です(≧▽≦)。














じゅごんろ~どnote

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2019年11月27日水曜日

振袖から真綿の綿入れ半天にリメイクの作り方12(真綿を入れる)


11月も終わりかけとは思えないくらいの
暖かさが続いている京都です(*´▽`*)。

今年は紅葉もまだしばらくは
楽しめそうですね♪

落ち葉の絨毯の上を
サックサックサックと歩くのが大好きで、
靴を通しても伝わって来る
足裏の感触を楽しんでいます♪

ということで?今回は綿入れです(*´▽`*)。

写真にしてしまいますと


ホワイトアウトかよっ!(≧▽≦)
って感じになってしまいます(笑)。


全体像にしますとこんな感じで、
お袖口のしつけを外して、
表布を裏返して、後ろ身頃が上になるように置きます。

その上に真綿を置いていきますが、
上は、肩や袖山から、お袖丈+10㎝の長さになるように
真綿を置きます。

真綿の、和紙のような質感の方が、
着物生地に当たるように置いていただきます。


裾側は、裾返り線(上がり身丈)よりも
10㎝下くらいまで真綿を置きます。

余った真綿は5~7㎝くらいの幅で、
裾返り線の上に置いて、
少し真綿を引っ張りながら馴染ませます。

それでも真綿が余りましたら、
肩の辺りに置いていただいて、
やはり少し引っ張りながら馴染ませます。

真綿に、上の中心から切り込みを入れて、
お衿を除けるように逆Y字型に切り込みます。
袖下から5㎝くらい下の真綿も、
身頃まで切り込みを入れます。

ここまで出来ましたら、裾返り線の上に
物差しか、何か長い棒を置いていただいて、
下に寄せてあった裏布を、
真綿にかぶせるようにして表布と合わせます。


真綿に切り込みを入れた部分を
裏布に載せるように折り返します。
綿はやはり、引っ張りながら馴染ませます。


ホワイトアウトになります(≧▽≦)。

この状態で一番下になっている、
表布の前身頃の方から、お袖に手を通して、
表布と裏布と真綿を掴んで
ひっくり返しますと


綿が入った状態になります(≧▽≦)。

折り畳みますと


お布団ですか?って思うくらいの
ふっかふかのほっわほわです(∩´∀`)∩♪

次回は真綿の留めや中綴じです♪













じゅごんろ~どnote

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2019年11月20日水曜日

振袖から真綿の綿入れ半天にリメイクの作り方11(紐とポケットを作る)


着々と冬の足音が近づいてきていますね。
季節の変わり目で、
体調を崩されている方も多いようですので、
皆様もどうぞ、ご自愛くださいませ(*´▽`*)。

道路を歩いていますと、「カサカサカサ。。。」と
落ち葉が追いかけてくる音が聞こえて、
くるっと振り向くと、落ち葉がピタリと止まる。

また前を向いて歩き始めると「カサカサカサ。。。」
くるりと振り向くとピタリと止まる。

そんなことを3回ほど繰り返し、
心の中で、「”だるまさんがころんだ”かよっ!」
と思わずツッコミを入れてしまった本日でございます(笑)。

ということで?今回は紐とポケットの作り方ですが、
まずはポケットから行ってみよーヾ(@°▽°@)ノ。


裁って余った布から、縦22㎝、横15~6㎝くらいの
長方形を裁ち出します。


布を中表(内側が表)にして、両端と下の
3辺を並縫いします。


外側が表になるように、ひっくり返して
同じく3辺にしつけをかけます。


縫い残してあった上の部分を
3㎝の三つ折りにして、絎け付けます。

この場合の「絎ける(くける)」は
本ぐけになりますね。

ポケットの内側になる、
一番後ろの布だけ外して絎けますよ。


ポケットの手を入れる部分ですので、
三つ折りにすることで「芯」の
代わりになるんですね(*´▽`*)。

ふにゃふにゃしたり、ペラペラしないように
手を入れる部分は丈夫に仕立てます♪

これでポケットは完成です(∩´∀`)∩♪


こんな感じに仕上がります♪

観世水柄が大好きですので、衽で裁った、
八掛でポケットを作りました(≧▽≦)。

お次は紐でございますね。


6㎝×34㎝の布を4枚、
裁っていただきまして、


裏を見ながら(外表になる状態)、
6㎝を半分の3㎝に折って、
その3㎝を更に半分の1.5㎝に折ります。

この時、おコテを使っていただいた方が
折った部分が安定しやすいですね。


紐先になる部分も1㎝内側に折り込んで、
折った部分と一緒に本ぐけします。


仕上がりは1.5㎝×33㎝の
紐になります♪

さて次回はいよいよ真綿を入れます(≧▽≦)。













じゅごんろ~どnote

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2019年11月18日月曜日

振袖から真綿の綿入れ半天にリメイクの作り方10(身丈を上げる)


今夜は雨が降っている京都です♪

今回は身丈(着丈)の上げ方です(*´▽`*)。


着物を裏から見て、赤い点線の部分を解きますが、
解いた部分で布を裁って、身丈を縮めますので、
それを考慮して、裾から測ります。

表におヘラが写らないように
裏布の下にヘラ台か厚紙を入れていただいて、
メモしておいた縮める長さー0.4㎝でおヘラを
入れておきます。
裁つ時には2~3㎝の縫い代を足して裁ちます。




先に身頃から布を裁って、縫いますが、
裁つ前に一度、待ち針を打った状態で羽織って、
着丈を確認していただいた方が
確かだと思います(*´▽`*)。

裁った後で「短すぎたー!」「長すぎたー!」
ということもありますのでね(笑)。


衽部分も解く前におヘラを入れていただいて、
縮める長さー0.4㎝に縫い代分を足して
裁っていただきます。



おヘラ通りにそれぞれ縫っていただいて
キセをかけていただきましたら、
背・脇・衽付けの部分で、縫い代を留めて、
衽と身頃も縫い合わせて完成です(∩´∀`)∩。


こんな感じになります♪

私はこの八掛の観世水柄が大好きですので、
八掛はあまり切らずに、主に胴裏部分で
布を裁ちましたよ(*´▽`*)。

次回はポケットと紐の作り方になります♪













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2019年11月14日木曜日

振袖から真綿の綿入れ半天にリメイクの作り方9(お袖の留めと袖付け)


朝晩がグッと冷え込むようになってきた京都です♪
冬支度を着々と進めねばですね(*´▽`*)。

今回は「お袖の留め」からです♪


お袖の一番下と、身頃を留めるのですが、
裏から見て、身頃とお袖の印が合うように置いていただきます。

糸を針に通していただきましたら二重にして、
お袖の「きせ」部分を前後共に1㎜ほど抄くって、
そのすぐ横の身頃部分も前後共に1㎜ほど抄いましたら、

最初に針を入れたところの糸と結びます。


うわー!赤い着物に赤い糸で
分かりにくくてすみません💦

実際に「留め」をしていただけましたら、
すぐにご理解いただけると思います♪

「手を動かして解かること」の方が
多いんですよね(*´▽`*)。
手加減ですとか感覚とかも含めて。

「留め」をしていただいた糸は、
次に縫い進められるように1本だけ残して
切っていただきます。


もう。。。標準サイズではないもので
縫い代が少な過ぎて。。。(//・_・//)。
分かりにくさに拍車をかけてすみません💦

また手描きの図を追記させていただきます💦



「袖付け」の縫い目は身八つ口の所で
斜めに縫われていると思いますので、
斜めになっている部分だけ解いていただきましたら、

身頃側は折山から0.4㎝のところと、
お袖はおヘラ通りのところと合わせて
待ち針を打って縫っていただきます。

「留め」近くの2㎝くらいは半返し縫いで、
解いていただいた部分の様に
斜めに流すように縫っていただきましたら
お袖付けの完成です(∩´∀`)∩。

裏袖の縫い方も同じですが、切らずに残しておいた糸を
袖幅まで解いて、一針返して、脇とお袖の留めをします。
ジャンジャジャン♪ここで使う糸だったのでございます(笑)。

次回は身丈を上げますね(*´▽`*)。













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