2017年4月7日金曜日

衣替えの前に綿入れ半天の補修

春らしく暖かくなってきたので、
冬物を片付けて春物を出す前に
カズレーザー的?半天の補修です。


お袖の下側が。。。
こんなんなってました。。。(///∇//)

普通に着ている分には、
何かモノを取る際の動作では
袖下を手で押さえて取るので
こんな傷み方はしないのですが、

作業机でミシンを掛けたり
布を裁ったりする動作では両手を使うので、
作業机に擦れて傷んでしまったみたいです💦

タスキを掛けたらいいのですが、
タスキ掛けをすると、
お袖が持ち上がって短くなって寒くて。(///∇//)


お袖を平らに置いた状態で、
上から着物生地のハギレをテキトーに置いて裁ったら、
お袖口を包むように待ち針を打って


傷んでいる部分を全て覆う感じですが、
お袖下がカーブになっているので、
袖口部分は布が余ります。


ここもテキトーにタックなんか寄せちゃって
ふっくら感を楽しみましょう。(≧▽≦)

絹手縫い糸を二重にして、
テキトーにザクザク綴じていきます。


向こう側の布まで、すくわないように気を付けましょう。
すくってしまうと、お袖に手が通らなくなります。(←経験者)


自宅用の布ものの補修は、
綺麗に針目が揃ったりしていない方が
断然、可愛いと思うのです♪(≧▽≦)


これは裏側で、5~6年前に補修で
アップリケした部分です。(*´▽`*)

お花の形や丸形や、ミッキーマウスみたいな形にしても
可愛いと思います♪

綿入れでも着物と同じで、
お衿やお袖口、裾に傷みがきますね。


裏布付きのポケットも
全て手縫いで作って縫い付けてありますが、
ポケット口が擦り切れてきた以外は
20年以上着ていても全く傷んでません。
すごい。(自画自賛)

自分で作ったので、長めの丈で温かくて
軽くてホコリも立ちにくいので
まだまだ着る予定です♪


こんなマークの市販の半天も持っています。(≧▽≦)

コットンの半天でザブザブお洗濯できるので、
水仕事やお掃除する時によく着るのですが、
こちらもお袖口が傷んできていたので、


着なくなったリネンのパンツを切って
布端がほつれないように
一重の糸でザクザク縫ったら、
同じようにお袖口と袖下を包むように
糸を二重にして
綴じ付けて補修しました。
完了です!(≧▽≦)

木綿の藍染めの襤褸(ぼろ)や(らんる)と呼ばれる
継ぎ接ぎだらけの古い着物が
「用の美」として海外でも人気が高く、
数十万や、時には数百万円で取引きされる事も
あるそうで。((◎д◎ ))

モノを大切にする気持ちや、
人の手が掛かったものを見て、
その時間や手間を一瞬のうちに想像して
胸を打たれるのは
万国共通なのかもしれませんね。(*´▽`*)


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