2021年7月27日火曜日

水玉紙風船の巾着

 あっ!という間に7月も終盤ですねー(@_@)。
1週間が2日間くらいしかない感覚なので、
1ヶ月は8日から10日くらいの感覚なので無理もないですね(;´∀`)。

京都は祇園祭が形を変えて進行中で、
あちこちで提灯も出ていますので「お祭りなのだなー」という
感覚はあるのですが、やはり「以前とは違うのだなー」という
感覚の方が大きいですね。

様々な文化や文明も、いつの時代も形を変えて伝えられたり、
跡形もなく無くなったりと、それぞれの道を辿るものですが、
全ては流れていくのだなぁと思います。良いも悪いも無く、
ただ流れていくのだなぁと。

そんな時期に完成しました♪


水玉紙風船の巾着です(∩´∀`)∩。

紙風船のような色柄を合わせて、
くるみボタンで水玉を表現してみました♪
なぜ水玉と紙風船を組み合わせようと思ったのかは
自分でも謎なのですが(///∇//)。

完成してみますと、個人的にはなんか”江戸っぽい?”って
思いました。
現代日本ではこういった彩度の高いお色の組み合わせって
”ただ飾るもの”は別として、
日常生活で使ったり身に付けたりするものとしては
”売れにくい”んですよね。

でも江戸時代の気風って、当時のお着物の着こなしや組み合わせ、
面白くて粋な柄なんかをみていますと、
現代よりも、もっともっと遊び心やチャレンジ精神が
豊富だったのではないかなーと思ったりして、

そんなところから、”江戸っぽい”気がしたのかも知れませんね(*´▽`*)。


今回は裏内布も綸子の着物生地を使いましたので、
ふわとろオムレツみたいな(笑)、シルクのトロリとした
落ち感と柔らかさに仕上がりました♪


くるみボタンは、綿を丸めて乗せてから、
この上に、くるみボタンのモト?を乗せて作りました。

くるみボタン作りが楽しくて(笑)、


今回は紐先もくるみボタンにしてしまいました(///∇//)。
ハンバーガーのバンズか、マカロンかマコロンが
紐をパクー!って食べている感じでしょうか(≧▽≦)。


底はこんな感じです♪、複雑なようでいて複雑じゃない。
あ~ベンベン♪(≧▽≦)

風船って、”風の船”って書くんやなーって思って、
丸いのに、なんで船?って思ったんですけど、
紙風船って、畳まれている時は舟形でしたよね。
そのまま川で遊べそうな。

でも空気を入れて膨らませると、丸くなる。
丸い、風の船になるんですよね。
風に吹かれるがままに動く丸い船。
乗り込むのは、楽しそうですよね(≧▽≦)。

何処に向かうのか、何処に着地するのかもわからない風の船。
それぞれのお店に出品しています♪

くるみボタン作るのが楽しすぎて(笑)、
もう1点くるみボタン系?を作りたくて
取り掛かっています(∩´∀`)∩。

2021年7月11日日曜日

シルクのシュシュ(ベージュ・イエロー)

 最近は不思議なお天気が多いですが、
今日は梅雨の晴れ間があり、なんとか写真を撮ることが
できました(∩´∀`)∩。


和色では「女郎花おみなえし」と呼ばれるお色に近い、
淡いベージュ・イエローのシュシュです。


薄い黄色に、微かに緑色が入ってる感じなんですね。

「女郎花」って、なんかお女郎さんの切ない言い伝えでもあって、
名付けられたのかなー?と思っていたのですが、
何のことは無い、元々「女郎」は”女性”のことを指す言葉で、

「おみな」は女性のことを意味し、「え(へ)し」は古語で、圧するを意味して、
お花の美しさが美女を圧倒することから
「女郎花」と名付けられたという説もあるくらい、
全然、切なくない名前の由来でした(≧▽≦)。


いつも通り話が逸れてしまいました(///∇//)。

明度は高めで彩度は低めの、柔らかい感じのお色と質感です♪

正絹のちりめんならではの陰影の深さと生地の躍動感が相まって、
髪に纏っていただきますと表情が豊かです♪

今回も70㎝以上の生地を、たっぷりと使っていますが、
シルクは手に持ちますと”重量”を感じるのに、
身に付けますと、あら不思議。軽い。

という、本当に不思議な生地です(≧▽≦)。

少しシャイニーで、淡いゴールドっぽくもありますので、
これからの季節にも合いそうです♪

それぞれのお店に出品しています(∩´∀`)∩。

2021年7月5日月曜日

ジャンボ・ピンクッション。

 フリー・FREE・ふりー手芸。

海藻ステッチ? からの続きです(*´▽`*)。


ふふっ♪まずは完成形からです(≧▽≦)。
ドーム型ジャンボ・ピンクッション(針山)なのです。

ジャンボ・シウマイみたいにいうてしまいますが(笑)、
私の場合、大きくて長いお針を沢山使うことも多いので、
今回は直径13㎝のピンクッションを作ってみました♪

ずっと使っていた直径9㎝くらいのピンクッションも
グサグサになってきていて、「ああもう違う!」って
感じに思っていたからなのです。


着物生地のハギレで作ったパーツに厚紙を入れて、
厚紙の直径より1㎝くらい外側をぐし縫い(並縫い)して
糸を引き絞ります。


洋生地で作った方のパーツも、ぐし縫いで引き絞って、
ウール(羊毛)の余り毛糸やウールの生地のハギレを
小さく切って詰めていきます。


そして2つのパーツを縫い合わせたら完成です(∩´∀`)∩♪


どこから見ても可愛いですっ(≧▽≦)(自画自賛)。


「大くけ」やビーズ針など、長いお針も余裕です(笑)。
通常は大きなピンクッションですと、お針が埋もれてしまうので、


和裁用の「四の三」や、短いキルト針などは、着物生地で作った、
こちらの直径5㎝くらいのピンクッションを使っています。
うむ。このピンクッションを作ったのも随分と前ですので、
だいぶグサグサになってきていますね💦。


待ち針やドレスピンも沢山使いますので、
こんな感じの旅行用の石けん箱?みたいなのが
ちょうどいいサイズなので使っています♪


貝細工のゾウさんとクマさんの待ち針♪
何かの粗品でいただいたソーイング・セットに入っていたのですが、
”粗品”って、「使ってもらって企業やお店のことを思い出してもらう」
という目的なんですよね?

だからなのか?使い勝手がよく、長持ちなモノが多い気がしますね。


引っ繰り返しても可愛いピンクッションです♪(自画自賛)

ピンクッションも完成したことですし、
再販リクエストもいただいていますので、
またお店の作品作りに取り掛かります(∩´∀`)∩♪


2021年7月4日日曜日

海藻ステッチ?

 フリー・FREE・ふりー手芸。の続きです(*´▽`*)。

 
色んな形のハギレを載せていますので、
もちろん足りない部分が出てきますよね。
その部分には、お紅茶で染めたお花型のモチーフレースを
重ね置きして、刺繍糸で留めました♪


全体の完成図は、こんな感じですね。
めっちゃハギレです(笑)。


そして、もうひとつのパーツは着物生地を組み合わせました♪
着物生地はハギレも四角いものが多いので、
縫い合わせて片倒しにして、同じように手ぬぐいの土台に留めます。


並縫いしたり、刺繍ステッチを入れたり~の。


なんだか今回は、この海藻のような刺繍ステッチばかりに
なってしまった謎です(///∇//)。
海藻類、大好物ですけども(///∇//)。

ここから立体に仕立てていきますyo(σ・∀・)σ♪


2021年7月3日土曜日

フリー・FREE・ふりー手芸。

 はうっ!(@ ̄□ ̄@;)!!
と気付けば7月ではあーりませんか!

6月って、3日くらいしかなかったのでは?(@_@)
と思ってしまうくらいのスピード感の今日この頃で、
もう全く付いていけてなくて申し訳ないです。。(///∇//) 。


こんな感じで、めっちゃチクチクしていました(///∇//) 


服やバッグを作っていますと、必ず小さなハギレが出るんですよね。


それをこう、使わなくなった手ぬぐいを土台にして
自由に乗せていって、


待ち針で留めて~


中心部分からブランケットステッチで留めていきます♪
余ってた刺繍糸とか、途中で色が変わっても気にせずいきます(笑)。


通常、ブランケットステッチと申しますと、布端のホツレを防ぐように、
布端ギリギリのところをステッチしますが、
今回は布同士を繋ぐ目的もありますので、
はみ出してステッチしています。

小さなハギレを組み合わせていますので、
重なる部分が少なくて、ほぼ突き合わせだったりするのです。


ブランケットステッチを全体に出来ましたら、
並縫いのステッチや、刺繍のステッチで
更に装飾&頑丈にしていきます♪

”クレイジーキルト”と呼ばれるパッチワークキルトがありますが、
「クレイジー」と名が付いていても、ほとんどの作品は
緻密に計算され尽くしているんですよね(*´▽`*)。

どこがクレイジーやねん!ってツッコミたくなるくらいですね(笑)。
いや、でも実は”クレイジーなくらい計算され尽くした”という
意味かも知れませんね(≧▽≦)。

今回、私が作っているのは、
ハギレという、限られた布で作っていますので
「布同士を縫い繋ぎ合わせる」ということをしていなくて、
少しだけ重ねたりしているだけなので、

縫い合わせと装飾と補強が一緒になった感じで
ステッチをしています♪

クレイジー。。。では無いかもしれませんし、
あるかも知れませんが(笑)、
布の置く位置も形も自由で、ステッチの色も種類も自由なので、
フリースタイル手芸。。。?(≧▽≦)。

フリースタイル。。。泳ぎたくなってしまう(≧▽≦)。
お水が恋しい季節です(笑)。

さて、まだまだ作業は続きますので次回に(*´▽`*)。