2017年5月12日金曜日

蜜蜂はいなくならない



アインシュタインが言ったとされる
ミツバチが地球上から姿を消した場合、
人類はわずか4年間しか生存できなくなる。
蜂蜜はいなくなり、受粉はなく、植物も動物も人類もいなくなる――」
という予言?は
一時期まことしやかに話題になったものですが、

アインシュタインに詳しい知人に訊ねても、
アインシュタインの存命中も亡くなった後も
その言葉は記録に残されていないそうです。

サクッと検索しただけでも
その言葉は作家モーリス・メーテルリンク
1901年に出版した著書
『蜜蜂の生活』で語った内容だという説があります。

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モーリスメーテルリンクさんというと、
ノーベル文学賞を受賞された「青い鳥」で、
チルチルとミチルが幸せの青い鳥を探しに行くものの
最終的には手元の鳥かごに青い鳥がいて。。。という
示唆に富んだお話が有名ですね。

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紙の方の京都市民しんぶん
京都学園大学の
坂本文夫名誉教授が書かれたコラムによりますと
数年前から二ホンミツバチにも異変が生じ、
飛べなくなった蜂が巣の周りを這い回ったり
ハチミツを残したまま消滅する蜂の群れが
各地で観察されていたようですが、

調査研究の結果、
100年ほど前からセイヨウミツバチで
問題になっていたアカリンダニ寄生
原因だった事が判明したそうです。

そして現在日本で飼育されている
セイヨウミツバチには寄生していず、
昨年の春頃から京都市をはじめ、
いくつかの地域では
寄生されていた二ホンミツバチの群れから
健全な群が分蜂する現象が
見られるようになったそうです。

寄生を克服した群では、
それ以降も寄生が発生していない。(≧▽≦)

ハチミツという
美味しい恩恵を頂戴している身として、
とても嬉しい報告です。(*´▽`*)

このコラムを呼んだ時、
「なんだか現代の人間と似ているなぁ」
と思いました。

「ウソの情報」というダニに、
寄生されて振り回される人間が
這いずり回る世界と、

ウソの情報に振り回されず
耐性を付け分蜂する人々。

世界中で選挙が行われている時期で、
それぞれの国が
右へ左へと分かれていますが、
これも、
なんとなーく分蜂のイメージと結びつきました。

昨夜は灯りを消して寝ようとしたのに、
あまりにも部屋が明るく照らされるので
外を見てみると
綺麗な満月でした。(*´▽`*)

地球が自転し続けるように
「時代」の変遷が繰り返される。

輪舞。ロンド。
全ては回って巡り続けるだけのこと。

人間にとっても、ほんの少しの変化と
目覚めて食べて寝るという
変わらない営みが続くように

蜜蜂も耐性を付け、分蜂を続け
いなくなる事はない。
少なくとも
まだしばらくは。



私は「1種類の花のハチミツ」
というタイプのよりも、
百花蜂蜜の香ばしさが好きです♪



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ハチミツ屋さんじゃないですけど。。。(///∇//)
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