2017年9月21日木曜日

京菓子處鼓月さんの「千寿せんべい」


もうじき秋分の日ですね。
食欲の秋間近ってことで?食べ物が続きます。(///∇//)
秋じゃなくても食欲旺盛なのですが。(///∇//)


京菓子處「鼓月こげつ」さんの「千寿(せんじゅ)せんべい」です。
よくお土産やお供えなどでいただくのですが
今回もお彼岸さんの入りということで、いただきました♪

贈り物として、表面に文字や絵をプリントしたものも
人気があります。(∩´∀`)∩

この千寿せんべいは小さい頃からの大好物なのです。(≧▽≦)
いつもいただくと嬉しくて嬉しくて!
もちろん自宅用にもちょこちょこ買わせていただいています。


外側は波模様のような形で厚めのクッキーみたいな食感です。
中にはクリームがたっぷり♪
特にお紅茶と一緒にいただくのがお気に入りです。(*´▽`*)

他にも「千寿せんべい」と呼ばれるソックリなお菓子もあるそうですが、
鼓月さんの千寿せんべいがオリジナルだそうです。
間違って届けられた、ドイツのワッフルを作る機械から
千寿せんべいが作られたと聞いています。

鼓月さんの創業者である中西美世さんのお話も
後年テレビで知ることになったのですが

わずか2年半の結婚生活。
戦争でご主人を亡くされ、
幼い子供さん達を抱えて途方に暮れながらも
懸命に前向きに生きはった女性で、
とても胸を打たれました。(´;ω;`)

戦争で未亡人になった女性たちとお菓子屋さんを始め、
小さな子供さん達を生かす為に
何度も何度も「老舗のお菓子屋さん」という
立ちはだかる高い壁を乗り越えられた女性です。

それでも強いだけの女性じゃなくて
「花には水を。人には愛を。」という言葉を残されていて、
お花を愛された方でもあったそうです。

未亡人の方々や小さなお子さん達を
何とか生かそうとされた心は、
大きな愛以外の何ものでもないように思います。

自分と、自分の子供さんたちだけの事を考えれば
他の道もあったと思うのですが、
戦争で疲れた人々や残されて生かされた命を
何とか繋いで行こうと決断されたのではないかなーと
思います。

「鼓月」という名前は、昭和32年に妙心寺の老師にいただいた
名前だそうです。
「虎が月に向かって吠えるような勇ましい名前を」
と考えられていたそうですが
老師は「いくら虎が吠えてもお月さんまでは届かん。
互いの距離は永遠に縮まらん。
それならば優雅な鼓の音が
月まで響き届くような雅で壮大な名前
”鼓月”でどうやろ?」と答えられたそうです。

気を張り詰めていた美世さんの心を
解そうとされていたのかも知れませんね。(*´▽`*)

そんなお店の歴史もあって、
ずっと鼓月さんと千寿せんべいの大ファンです♪



他にも干し柿や栗といった、秋の味覚のお菓子もあって、
これからのシーズンの楽しみでもあります。(≧▽≦)



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