2021年6月19日土曜日

試作 大きいサイズのふわふわブラの作り方(3)縫い方と着け方

 試作 大きいサイズのふわふわブラの作り方(1)

試作 大きいサイズのふわふわブラの作り方(2)製図を描きます。

続きです(*´▽`*)。

製図を描き終えましたら、脇に当たる部分は
ゆるやかなカーブに補正しておきます。



そして製図を切り出したら、表生地を半分に折って、
「背中側」に”輪”が来るように製図を置いて、
1.5㎝くらいの縫い代を付けて裁ちます。
内布は、0.8~1㎝くらいの縫い代を付けて裁ちます。

表布よりも内布の縫い代を少な目に裁っておきますと、
縫う時に、表布と内布の端を揃えて縫うと、
表に返した時に内布が控えられた状態になるからです♪
上の図は、平らに置いた状態になります。
表布と内布の端を揃えて縫いますが、紐付け位置の部分だけ、
紐幅分+0.5㎝ほど縫い残します。(ブルーの部分です)

この段階で、紐を仮留めして長さを調整します。
紐の長さが決まりましたら、縫い残しておいた部分に
紐を差し込んで縫い付けます。負荷が掛かる部分ですので
縫い代部分で本縫い線と平行にステッチをかけておきますと
丈夫になると思います(∩´∀`)∩。
肩ひもは共布でもいいと思いますが、大きいサイズの場合、
重みもありますので、バッグ用の紐を使ってみました♪

紐付けが出来ましたら、
下側も布端を合わせて縫って、前中心から手を入れて引っ繰り返して
前中心を三つ折りにしてステッチをかければ完成です(≧▽≦)。
縫う部分は本当に少ないです。

最期に着用の仕方なのですが、ちょっとコツがあって、


相変わらずのアナログなフリーハンド画で申し訳ないのですが💦
肩ひもに腕を通しましたら、背中側の生地を下に引っ張って、
それから市販のブラを着用するように上半身を前に倒して、
生地の端を結びます。背中側を下げた状態の方が安定するのです。

固結びにしますと大きな結び目になりますが、
そこは”大きいサイズ”ですので(笑)、胸よりは高くならないので
大丈夫です(笑)。
ピッタリしたお洋服には向いていませんが、
ユッタリして落ち感のない生地の服ですと気にならないと思います。

カップ部分のギャザーや胸肉?を整えたら着用完了です♪
アンダーフリーなので、ほんとに楽ちんです(∩´∀`)∩。
お家に居る時はもちろん、近場のお買い物も私的には
全然OKです(笑)。

胸パッド?を入れるという説もありますが、ギャザーが寄るからか
バストトップは全く目立たないですね。
好み等の個人差もありますので、パッドを入れられる場合は、
パッドの入れ口を縫い残してくださいませ(*´▽`*)。

洋裁学校で教わったブラジャーの製図って、マドンナかよっ!
ゴルチェかよっ!って感じの、とんがり胸の製図で、
胸を際立たせたい場合には向いていると思うのですが、
そうではない場合は、ちょっとなぁ。。って感じだったので(笑)、

ゆるりと夏を涼しく過ごせそうなブラができて良かったです(自画自賛)。
よろしければお試しくださいませ(*´▽`*)。