2012年10月17日水曜日

画家・石井一男さん想う。身の程を知り身の丈を知る。

会社の勤務は相変わらずだけど

家の仕事も時節柄とても立て込んでいて

猫の手として駆り出されている為

なかなかハンドメイドの時間が取れてないのですが

なんとか遅々と進めています(//・_・//)


ブロ友さんのブログにも似たようなことが

書かれていたけど

自分の身の丈を知るというか

身の程を知って 生活することって

とても大切だなーって思う今日この頃。


忙しくしすぎたりすると

いろんな所に支障が出たり

周りの人にも迷惑かけたり。


この夏にも ショップOPEN後

「忙しすぎるなー」って気付いてたのに

ちょっと無理してしまったし。

「OPENしたてでも休む」っていう観念が無かったからなー。

観念と勇気。。。かな。


ある程度 気持ちにも体力にも

余裕を持って行動したり生活することで

自分自身の精神衛生や

ひいては周りの人達の為にもなる。


欲張ってはいけない。

自分に出来ることを丁寧にこなして

色んなことを楽しみながら生活することが

私には大切なことなのかも。


ショップ・オーナーとしては

ハンドメイドに集中できない時期だけど

必要とされて働ける職場があって

家族の為に出来ることがあるって

すごく幸せだなーって思える。


漠然と いろんな人や物事に

ありがたいなーって思える。


家族と ゆったり過ごす時間。

一人で まったりと過ごす時間。


そういう時間があるからこそ

何時間でも集中して作業が出来たりするのかも。


自分の身の程・身の丈を知って

欲張りすぎずに 足ることを知る。

そんな風にシンプルでいることが心地良いかな。。。


以前 「情熱大陸」で見た”奇蹟の画家”と呼ばれる

石井一男さん。

49歳までまったく無名の画家で

質素な一人暮らしを続けながら

こつこつと描き続けて来られて
現在だと・・・68歳かな?

恥ずかしがり屋の普通の人っぽい感じで

脚光を浴び始めたことに戸惑われていました。



個展を開けば必ず売れるようになって

収入もそれなりにあるわけだけど

そのお金は分不相応と感じているのか?

どこかに寄付しようかと考えて

周りから止められたりもしたそうな。

たばこもお酒もギャンブルもやらず

最低限の衣食住があれば満足のようで

こじんまりとした和室のアパートに暮らし

夕方に 近くのお店で安売りになったお惣菜を買って

つつましい食事とりながら

好きな絵さえ描ければ

もうそれだけで何も要らないといった風情。

石井さんの孤高の生活に

その存在そのものが奇蹟的なもののようにも思えました。。。

演歌を聴きながら聖母のような油絵を

ひたすらに描く。

欲も損得もなく

ただただ ひたすらに。


そんな生活って

とても穏やかで

シンプルで良いなーって

深く感銘を受けたのを覚えています。


そこまでは たどり着けなくても

なんとなぁく

そんなところを目指したいかな。


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