2021年9月18日土曜日

金平糖袋(ボヘミアン)

 今年は雨が多いなぁと思うのですが、
その分、猛暑日もここ数年に比べますとグッと減って、
有難いことに過ごしやすく、心地よい風に吹かれて
食材の買い出しに自転車に乗っていても、浮かれ気味です(笑)。

そんな浮かれ気味の今日この頃に完成しました♪


金平糖袋(ボヘミアン)です(≧▽≦)。


出来るだけ生地が余らない裁ち方を工夫するのですが、
どうしても細ーーーく生地が残ったりするんですよね。
そこで、裏内布に細い布を縫い合わせてみたところ、
思いもかけない表情が現れたりして、

縫いながら一人で、「へー!」とか「おお。。。!」とか
想いながら作ってました(///∇//)。


縫い合わせる色の組み合わせや、縫い代を倒す方向が違うだけでも
表情が全く違ってくるので面白かったですねー。


「ボヘミアン」という言葉には色々な意味がありますが、
旅人。。。や放浪。。。のようなイメージで名付けました。

色んな土地の着物生地を組み合わせていたり、
ビーズやスパンコール作品で、色んな国や時代のものを
組み合わせていますと、いつも不思議な気持ちになるんですね。

私自身には全くなんの関係性もないと思えるようなモノたちが、
同じ時代に同じ場所に集まって来て、ここに辿り着く。
それをまた私が組み合わせて別のモノに作り変えて、
別の土地、別の人たちの所へ旅立っていく。

なんて不思議なんやろう。。。:*:・( ̄∀ ̄)・:*: 
っていつも思ってしまうんですね(笑)。

金平糖袋は、布がもっともっと貴重であった頃に、
どんな小さな布も無駄にしない精神で生み出された
デザインだと思うんですね。

他の国の民族衣装や雑貨でも同じなのですが、
装飾性には必ず実用的な裏打ちがあって、
丈夫に仕立てたり、防寒機能を高めたりしながらも
そこに装飾やデザインの楽しみがあるんですよね(*´▽`*)。


今回は裏打ち布も含めますと着物生地が6枚~8枚くらい
重なる部分もあったので針が通りにくく、
グリグリとドリルの様に回しながら差し込んでいく。。。
というような作業になり(笑)、

縫い物をしているようには見えなかったと思います(≧▽≦)。


今回は紐先の飾りは無い方が可愛いように思いましたので
紐先飾りはありません。

そして2.5㎝のピースでの組み合わせになりますので
金平糖袋の形状としては一番小さいサイズになります♪

私の場合、日本人女性としては手も大きめですので(笑)、
手をすぼめて何とか入る、という感じですが、
標準サイズの手の方でしたら、楽々手が入ると思います。

口布幅は約12.5㎝で、高さは約13㎝です。
私の手ですと、手の平サイズになります(///∇//)。

小さいサイズは手も指も入りにくいので、
大きいサイズよりも縫いにくいといえば縫いにくいのですが、
完成しますと、やっぱり可愛いですね(≧▽≦)。

ということで金平糖袋がもう少し続きます(∩´∀`)∩。

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