2019年8月8日木曜日

手づくり ほたる袋


ほ  ほ  

ほーたるこい♪

闇夜の中で、そうっと光る。
火垂る。

「ここにいるよ」と火を垂らす。
火垂る。


ほたる袋(赤)

「立秋とは名ばかりの暑さが続いておりますが」
という、残暑見舞いの葉書の書き出しのような
暑さが続く立秋が始まった本日ですが(笑)

ほたる袋が完成しましたー(ノ´▽`)ノ。

真夏に暑苦しいお色合わせかなー?
とも思いましたが、
始めて作る「ほたる袋」は
やっぱり実物の蛍と同じ、
赤と黒のイメージで作りたかったのです。


蛍のお尻の光っている部分を、
金平糖袋の技法と留袖の豪華な刺繍で
表現してみました(*´▽`*)。

留袖はお祝いのお席で着る着物ですので、
松竹梅や、縁起の良い柄が刺繍されています。


赤い部分も、日本らしい朱赤で♪


内袋も朱赤です♪
黒ですと、暗くて中に入っているものを
探しにくいんですよね。

朱赤もお振袖の反物ですので、
扇柄の地模様や竹の絵など、
縁起の良い柄が入っています♪

着物生地を触っていて楽しいのは、
手にしてくださった方の幸せを願って
考えられた柄や模様が、
たくさん入っているからかも知れませんね。

大きさは、口布を除いた内布の高さ(タテ)が約14㎝。
幅(ヨコ)は約15㎝です。

じゅごんろ~どの巾着は、
お化粧ポーチとしても買ってくださる事が多いのですが、
紐部分を壁に掛けて、手紙や葉書を入れたり、
お薬や電話を入れたり、
ウォールポケットとして使ってくださる
お客様もいらっしゃいますね。

自立して立ちますので、
お香を入れて、玄関や居間に飾ってくださったり。

作り手の想像を上回る使い方をしてくださる、
お客様の発想には、いつも驚かされます。

そんな豊かな発想をお持ちのお客様が、
じゅごんろ~どの自慢です(///∇//)。


お出かけに、蛍を連れて。


それぞれのお店に出品しています。









じゅごんろ~どnote

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