連休中に人形浄瑠璃文楽を観に行ってきました♪
京都ではなかなか公演がなく、
チケットも早めに買いに行ったのですが、
近松ものの公演分は売り切れていたので
●絵本太功記 夕顔棚の段 尼ケ崎の段
●日高川入相花王 渡し場の段
を鑑賞してきました
会場の京都府立文化芸術会館を入るとすぐに、
浄瑠璃で使われるお人形がお出迎え(≧▽≦)
当然、人だかりが出来てしまったので、
ピントが合ってない写真しか撮れへんかったんですけど(笑)
お人形と一緒に写真を撮ってもらえるサービスもありましたよ~♪
お客様たちも洋装でも和装でも、
おめかしして来たはる感じで華やかでした。
私より年下の方は少ないようでしたが、
お若い外人さんも来たはりました。
舞台には字幕も付いてて、幕前に解説もあったので、
とても解りやすかったです。
笑いもちゃんと、ありました(笑)
太夫さん(お芝居を語る人)は、ものすごい声量で滑舌も良く、
何人ものお人形のセリフや物語の背景を、お一人だけで情感豊かに表現されていて、
それだけでも感動でした(´;ω;`)
浪曲もそうですが、お芝居をたった一人で全て語り謳うということは、
なんだか「生き様」を見ているようです。
カッコイイのです(≧▽≦)
お客様を引き込むだけの技術も然ることながら、
太夫さんお一人お一人の、ものすごいパワーを感じました。
更に舞台を盛り上げるのは、太いお三味線の重厚な音。
ストーリーは親子愛や家族の軋轢、女性の情念など、
普遍的なお題を元に作られているので、
太くて重厚なお三味線の音色が、ピッタリ!
時に笑いも交えながら進む物語り。
最初は、人形遣いのおじさんや黒子さん達にも目が行ったのですが、
物語りが進むにつれて、
人形たちの細やかな着物捌きや所作、指先の表情などに釘づけになり、
お人形が生きているように思えました。
不謹慎かもしれませんが、
大人の男の人たちが、本気で人形劇をすると、
ここまで迫力のある舞台になるんやなぁと、本当に感動しました。
すべてが「手作り」でした(*´▽`*)
パンフレットやら一筆便やらクリアファイル等々、
年に1回くらいしか来はらへんので、
応援する意味も込めて、いろいろ買いました。
ぜひ、また観に行きたいなーと思います。
やっぱり生の舞台って良いですね(≧▽≦)
拍手って、連続の柏手(かしわ手)でしょ?
神社に行ったら、神様にご挨拶する時に手を叩くけど、
手を叩くという行為というか、あの音には、
いつも何かを研ぎ澄まされる感じになるのです。
クリアになる感じ。
舞台を観に行くと、たくさんの人たちが、
一斉に拍手をするでしょ。
それが、私にはとても心地いいのです。
友人と話していたら、
同じような感覚を持っている人も多いみたいです。
やっぱり舞台って、パワーが集まる場所なんでしょうね(*´▽`*)
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