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2021年7月11日日曜日

シルクのシュシュ(ベージュ・イエロー)

 最近は不思議なお天気が多いですが、
今日は梅雨の晴れ間があり、なんとか写真を撮ることが
できました(∩´∀`)∩。


和色では「女郎花おみなえし」と呼ばれるお色に近い、
淡いベージュ・イエローのシュシュです。


薄い黄色に、微かに緑色が入ってる感じなんですね。

「女郎花」って、なんかお女郎さんの切ない言い伝えでもあって、
名付けられたのかなー?と思っていたのですが、
何のことは無い、元々「女郎」は”女性”のことを指す言葉で、

「おみな」は女性のことを意味し、「え(へ)し」は古語で、圧するを意味して、
お花の美しさが美女を圧倒することから
「女郎花」と名付けられたという説もあるくらい、
全然、切なくない名前の由来でした(≧▽≦)。


いつも通り話が逸れてしまいました(///∇//)。

明度は高めで彩度は低めの、柔らかい感じのお色と質感です♪

正絹のちりめんならではの陰影の深さと生地の躍動感が相まって、
髪に纏っていただきますと表情が豊かです♪

今回も70㎝以上の生地を、たっぷりと使っていますが、
シルクは手に持ちますと”重量”を感じるのに、
身に付けますと、あら不思議。軽い。

という、本当に不思議な生地です(≧▽≦)。

少しシャイニーで、淡いゴールドっぽくもありますので、
これからの季節にも合いそうです♪

それぞれのお店に出品しています(∩´∀`)∩。

2021年5月31日月曜日

おむすびパンダのボタンのバッグ

 

どう見ても、おむすび?なのですが、

パンダです。パンダの後ろ姿ですっ(≧▽≦)。


最近、うちの辺りでは男性も絵画を持つように
大きめのエコバッグを持たれているのを
見かけることが多かったので、

タテ47㎝、ヨコ42㎝の大きめバッグに
ボタンでパンダの後ろ姿を描いてみました♪


パンダって、一人でいてもコロコロ転がって遊んだり、
高い所から落ちても、何事も無かったかのように
平然と遊び続けたり、

あの巨体を維持するために一日中食べていたりしますが、

何故か、後ろ姿には哀愁が漂っているんですよね。
特に撫で肩の辺りに(≧▽≦)。

なんとなく、そういうパンダの哀愁的なものを
表現してみたかったのです。

愛嬌者の哀愁?


様々なボタンをたくさん使っていますが、
パンダの中にも愛嬌者の部分だけではなくて、
ボタンの数や種類以上にたくさんの
パンダ自身が詰まっているのかも知れませんね(*´▽`*)。


内布と大きめのオープンポケットには
沢山のお花も咲いています(∩´∀`)∩。

素材は全て、コットンリネンとコットンです。

それぞれのお店に出品しています♪

2021年3月14日日曜日

ボタンでパンダのサコッシュ風お散歩バッグ

 今日は雨が止んだので、やっと撮れました(∩´∀`)∩。


パンダですっ(≧▽≦)。


斜め掛けしますと、こんな感じです♪
紐は縫い付けずに金具に通してあるだけなので、
二重にして肩掛けしていただく事もできる
優れモノです(∩´∀`)∩(自画自賛)。


ボタンの数は。。。
たぶん100個くらい?(テキトー)
ボタンは生地への負荷を考えて、軽く作られていますので、
100個くらいでも全然、重くならないんですよね。


丈夫さのこともありますが、
パンダのモコモコ感?もさもさ感?もっこり感?
を出したくて、2本取りの糸で何重にも縫い付けました♪
モコモコしいです♪


後ろ側にはフクロウさんたちもいます(∩´∀`)∩。

パンダのゆるゆる感も出したかったので、
ステッチも少な目です♪

ペタンコですが、底の丸みがマチの役割をしてくれるので
厚みのあるものも入れられます(∩´∀`)∩。

サコッシュって、”小さなカバン”という意味の
フランス語だそうですが、
何故か?ずっと「コサッシュ」って思いこんでました。
(///∇//)

今も油断すると「コサッシュ」って。。。(///∇//)。

以前は私も、昔の郵便配達員さんが持っていたような
巨大なバッグとか(笑)、
わりと大きめのバッグを持つことが多かったのですが、

エコバッグを持ち歩くようになってからは
小さめのバッグも持つことが多いですね。

雨続きで写真が撮れなかった間に
次作に取り掛かっております。


なにがなんだかな写真ですが(笑)、
また違うボタンパンダを刺繍したいので
接着芯が剥がれたりズレたりしないように
糸で留めてあるの図です(笑)。

それぞれのお店に出品しています♪

2021年1月30日土曜日

おむすび巾着(菊松牡丹・きくまつぼたん)


今回の、黒留袖からのおむすび巾着は
一旦これで最後になります(*´▽`*)。


反対側は、”半身が黒”という感じですね。
ちょっと粋。

え?「おむすび」なのに粋?
粋なおむすび???

そういえばおむすびも、お米の白と海苔の黒。
え?もしかしてもしかして、
おむすびって粋なの?(@ ̄□ ̄@;)!!

という新たな視点を与えてくれた、(おおげさ)
おむすび巾着の菊松牡丹。

大きさが横幅13.5㎝と、一番小さいのになります。

それぞれのお店に出品しています♪

2021年1月26日火曜日

おむすび巾着(菊藤橘・きくふじたちばな)

雨続きで、なかなか写真が撮れなかったのですが
やっとこさ撮ることが出来ました(∩´∀`)∩。


今回のおむすび巾着は菊の花や藤の花の刺繍に空気感があって、
少し優しい印象になりますね。
同じ反物からの、おむすび巾着ですが、
前身頃の左右や後ろ身頃の左右で柄が違ってきますので、
全部、違う色柄になるんですね。



ポケットになっている部分を捲りますと、
普段はなかなか見ることはないと思うのですが、
黒留袖の刺繍の裏側が見れます(≧▽≦)。


え?これが裏側?と思うような、
職人さんのお仕事の凄さを痛感する部分でもあります。
気の遠くなるような作業をされているんですよね。

縫いながらも「すごいなーすごいなー」って
いつも思います。

お蚕さんや、お蚕さんを育ててくださる方々、
糸にしてくださる方々、糸を染めてくださる方々、
刺繍をしてくださる方々、反物を作ってくださる方々、

もう本当に沢山の生き物や植物、人の手を渡り、
辿り着いてきてくれて、

ここからまた更に、誰かの手に渡っていくことに
思いを馳せますと、

「もの」であっても、沢山の旅をしているのだなぁと
思いますね(*´▽`*)。

それぞれのお店に出品しています♪

2021年1月19日火曜日

おむすび巾着(藤松牡丹・ふじまつぼたん)


二つ目は、牡丹の刺繍が印象的なおむすび巾着です♪


牡丹の花は艶やかですが、花びらや幹は意外とシッカリしていて
野性味がありますよね。
華やかなのに、人工的な感じがしないといいますか。


そして藤の花も描かれています♪
うーん。藤の花も艶やかで華やかなのですが、
幹は太く頑丈で、捻じれながらも伸びて行く様は、
とてもたくましくて、

牡丹と藤って、全く違うお花にも関わらず、
どちらにも野性的なたくさましさを感じますね。

植物って、動物の様に移動できない分、
環境に合わせてどんどん自分を適応させていくことを思えば、
そりゃ、たくましいですよね(≧▽≦)。

野性的な植物たちを簡略化して繊細な刺繍で描かれると、
また別の、違う生き物や植物を眺めている気分にもなりますね。

”自然と人間が織りなすもの”も
無限にあるのだなぁと
小さな巾着を眺めながら、
壮大なことを感じてしまいました(///∇//)。

それぞれのお店に出品しています♪

2021年1月15日金曜日

おむすび巾着(菊松橘・きくまつたちばな)


今年もおむすび、作ってしまいました(///∇//)。

お米で作るおむすびは、
まだ人生で1回しか作ったことないのですが(///∇//)。


黒留袖のおむすび巾着を気に入ってくださった方からリクエストをいただいて、
ちょうど何点か作る予定だったので縫いましたが、
前作に比べますと、お色味が多くて濃いかなと思います。


菊の花や松の木のシックな刺繍に、
ピンクでハート型の橘の実が、
多く描かれているからでしょうね(*´▽`*)。

橘の実の図柄は、わりと大人になるまで
「桃」だと思い込んでいました(///∇//)。

現代のお蜜柑のご先祖様なんですよね。

あ。先日お蜜柑をいただいていましたら、
お蜜柑の真ん中の空洞?輪になって並んで引っ付いている
その真ん中に、お蜜柑の赤ちゃんが3房いて(笑)、
小さな小さな房が並んでいてビックリしました(≧▽≦)。

お蜜柑の中でもお蜜柑が育つんやーって、
初めて知りました。
時々、房に小さい房が付いていることはありますが、
空洞になっている部分に並んでいたのは初めてでしたね。

お蜜柑の赤ちゃんも美味しかったです(∩´∀`)∩♪

ああ。。。またしても自分の食い意地の張り具合を
思い知らされてしまいました(´・ω・`)。

作品の紹介なのに(///∇//)。

ということで?それぞれのお店に出品しています(*´▽`*)。

2020年11月29日日曜日

金平糖袋(パンダ)

 

ふふっ♪完成しました(≧▽≦)。
金平糖袋のパンダでーす(∩´∀`)∩。

白と黒と申しますと、都会的でスタイリッシュな。。。などという、古い雑誌のコピーみたいな感じを連想しがちですが(笑)、


パンダですっ(≧▽≦)。


金平糖袋でパンダを表現したいなーと思ったので、いつもよりもパーツを更に細かく分けて、我ながら「何この可愛さ」って興奮してしまいました(///∇//)(自画自賛)。そしていつもより横長に作りました。パンダのポテっとした感じを表現したかったからです(∩´∀`)∩。


裏布もパンダ風に白黒に分けました(≧▽≦)。


底の部分も尻尾を意識して、黒でキメましたっ(`・ω・´)。

全体的にパーツを細かく分けたので、作っている最中に
「あれっ?」Σ(・ω・ノ)ノ!とか、「およっ?」(@ ̄Д ̄@;)?とか、

「ちがーーーうっ!」(ノ)゚Д゚(ヽ)とかなりながら縫いましたが(笑)、もう本当に可愛く仕上がってくれたので嬉しくて嬉しくて(自画自賛)。

黒留袖の反物から作ったのですが、出来るだけあまりお色を入れずに、白と黒のイメージで作りました♪白い部分は別の反物を使っているのですが、白というよりもアイボリーとか生成り色ですね、それがまた更にパンダ感を醸し出しています(自画自賛)。

其々のお店に出品しています。

2020年10月5日月曜日

おむすび巾着(薄色うすいろ)


コロッコロの(笑)、おむすび巾着が完成しました~~~(ノ´▽`)ノ。

和色では「薄色うすいろ」と呼ばれるお色に近い、淡い淡いグレイッシュな紫です。

何故「薄色」なのかと申しますと、平安時代には紫は高貴な色とされ、濃色(こいろ)は特に一般庶民には「禁色」として制限されていましたので、濃色と区別するための「薄色」という表現なんですね。

なぜ「高貴」なのかと申しますと、単純に「手に入りにくいから」なんですけどね(笑)。識別しやすく判りやすいので階級制度に「色」が利用されることはよくありますが、宝石などもそうですよね。

珍しいもの、手に入りにくいものほど価値が高くなる的な。それって、人間の欲望に準じてるだけなんですけどね(≧▽≦)。

少なくとも現代日本では「禁色」されているお色は無いと思っていますので(TPOによる禁色は多少ありますが)、現代に生まれてきて良かったなーと思います(笑)。禁色がある時代に生まれてきてたら、きっと私、グレてたと思いますっ(`・ω・´)。


グラデーションはありますが、コントラストは少なく、


全体的に優しい印象だと思います♪

おむすび巾着は、縫う部分が殆どバイアス状なんですね。布の織り目に対して45度の。
なので、入れ口の部分が特に縫いにくいと思いますが、全体に待ち針を打って、少しだけ中心部を膨らませる感じで、なだらかな山型に縫っていただきますと収まりがいいと思います(*´▽`*)。

それぞれのお店に出品しています♪



2020年9月29日火曜日

おむすび巾着(松竹梅)とSOLD OUT等4点

 


松竹梅や様々な植物が刺繍された黒留袖の反物から
おむすび巾着の完成です(∩´∀`)∩♪。


黒地だからこその、くっきりと浮かび上がる植物たち♪


金平糖袋と同じで、おむすび巾着も中に何も入れてなくても自立して立つ不思議です。

んー?正絹ならではなのでしょうかねー?生地だけを手に持ちますと、しっとりとした重さがあるのに、身に付けたり物を入れたりすると「軽い」という不思議。

それぞれのお店に出品しています♪

そしてそして、お蔭様で、


「花曇りの桜」等4点が旅立ちました(≧▽≦)。
見つけてくださって本当にありがとうございます(´;ω;`)。

取り立てて宣伝もすることもなく、ネット界の片隅でひっそりと運営しているお店の作品を見つけてくださるお客様方って、絶対に超能力者の方だと思ってるんですねっ(`・ω・´)。

しかも選んでくださって買ってくださるって。。。
何処の馬の骨とも知れない人間。。。というか幼獣のお店で、です。
もう絶対に菩薩様だと思うんですねっ(`・ω・´)。

超能力者であり菩薩様であるとしか思えないお客様たちと出会えて、本当に有難いなぁと思います。この度も本当に有難うございます(*´▽`*)。

朝晩が涼しく過ごしやすくなりましたが、昼間との寒暖の差で体調を崩される方も多いようですので、皆様もどうぞご自愛くださいませ(*´▽`*)。

2020年9月12日土曜日

おむすび巾着(金糸雀かなりあ)


おむすび巾着(金糸雀かなりあ)が完成しました(∩´∀`)∩♪


綸子(りんず)という、お祝いのお席でお召しになることが多い、厚みと光沢のある反物から作らせていただきました♪”黄色”というよりは”金色”なので、金糸雀と名付けました(*´▽`*)。

和色の「金糸雀色」は「きんしじゃく」とも呼ばれ、カタカナの「カナリア色」よりも彩度明度共に低く、落ち着きのある色合いになりますね。


それぞれのお店に出品しています♪

もうしばらく、おむすび巾着作りにお付き合いくださいませ(///∇//)。

2020年9月9日水曜日

おむすび巾着(東雲しののめ)

 重陽の節句の本日、ようやくエアコンの停止ボタンを押すことが出来ました(≧▽≦)。あちゅかったですよねー(笑)。

台風による気圧の変化や夏バテで体調を崩されている方も多いようですので、皆様もどうぞご自愛くださいませ。


さて。おむすび巾着(東雲しののめ)が完成でーーーーーす(ノ´▽`)ノ。

和色では東雲色以外にも、曙色、朱鷺色とも呼ばれるお色に近い、人肌色を帯びた、温かみのある優しいピンクです。

「和色のお色を言葉で伝える」のは本当に難しくて💦、”人肌色”といっても、黄色人種の肌色に限られてしまうのですが💦

”ベージュ”や”黄色み”とは違う、何か「体温」を感じるお色なので、「人肌色」という表現が私としては一番、しっくりくるって感じでしょうかねー。


”色”そのものも、人によってかなり認識に幅がありますので、自分の感性に正直に伝えるしかないかなーという感じですね💦。

東雲(しののめ)という呼び名は、現代でいうところの窓の”網戸”が、篠笹(しのざさ)という植物の笹を組み立てて作られていた時代に、陽が昇り始め、篠笹で作られた「篠の目」から伸びてくる夜明けのピンク色の光りから名付けられたといわれています。

そう考えますと、「色の名前」って、本当に自由なんだなーと思いますね(*´▽`*)。その「色」を見た方の感性で、いろんな名前が付けられてきたんですよねー♪


曙色(あけぼのいろ)でも朱鷺色(ときいろ)でもなく、東雲色(しののめいろ)と名付けたのは、何となく、”しののめ”という語感が好きなことと、”東の雲”と書いて”しののめ”と読むところも、なんかいいなぁって思うんですよね(≧▽≦)。

額面通りの言葉じゃなくて、その文字から想像力をフル稼働しても、篠の目が極々僅かに古民家などに残るのみ、という現代では、意味が繋がる事はほぼ不可能というか(笑)。意味を持たないからこその語感や音の楽しさって、ありますものね(*´▽`*)。

”意味”を持っていたものが”意味”を持たなくなることで、楽しくなる的な?(///∇//)。そうやって様々なものごとが流れてゆくのだなぁと思いますね。

しののめ。それぞれのお店に出品しています♪


2020年9月3日木曜日

おむすび巾着(桃花×淡墨)

 9月というのに、新潟県の三条市では40度を超える気温を記録したと聞いてビックリしました。まだまだ熱帯夜も続いておりますので、皆様もどうぞご自愛くださいませ(*´▽`*)。


さて。おむすび巾着の桃花×淡墨が完成しました~(ノ´▽`)ノ。


和色では「桃花色」と呼ばれるお色に近い、少し黄味のあるピンクと


淡墨色(うすずみいろ)と呼ばれるお色に近い、グレーとの暈かし(ぼかし)の反物を使いました♪紐も淡ーーーいグレーです。


紐をキュッと引っ張っていただきますと、おむすびになります(≧▽≦)。


紐を緩めていただきますと、長方形になります(≧▽≦)(当たり前)。
蘇州刺繍で植物が描かれています。グレーの面とピンクの面では表情が全く違って、とても楽しいです♪

着物の柄は、季節によって植物や生き物が描かれていることも多いですが、想像上の生き物や植物が描かれていて、季節に関係なくお召しいただけるものも多く、今回の巾着も想像上の植物が描かれています♪
確か、「唐花模様(からはなもよう)」と呼んだと思いますね。

それぞれのお店に出品しています♪