2017年8月24日木曜日

古いハンカチをリメイクする前に②


8月も下旬ですが今日も暑かった京都です。(*´▽`*)

関東とは真逆で、あんまり雨も降らへんから
熱帯夜続きで夜も気温が下がらないので
家でも設定温度29.5度で
1日中エアコンのお世話になっております。m(_ _ )m
エアコンって有難いですね♡

さて。昨日の続きで大量のハンカチを整理して
ハンカチ・カーテンを作る前に
記録として残しておこうって事で。



これもリネンにアップリケと刺繍が施されたハンカチです♪
シックな色合いで、
夏の終わりの今時分に使うのに、ちょうどいい感じなので
一度使ってからカーテンにしようかな?( *´艸`)


薄い薄い布でアップリケされています。

裏はこんなんなってます。 ↓



刺繍糸を留めつけていくコーチングステッチかなと思います。
「コーチングステッチ 縫い方」で検索しますと
戸塚刺しゅう研究所さんのサイトを見つけたので
技法の名前にリンクさせていただいています。(*´▽`*)


アップリケの縫い目が細かいのなんのって。(笑)



これもリネンにハーダンガー刺繍


 ↓ 私もこの本を持っているのですが
まだチャレンジできていません。(///∇//)


「白い布に白い刺繍」って普遍的な美しさですよね♪


これは綿のガーゼに編み付けられています。
一時期すごく流行った記憶があります。
うちの母も何枚か作ってくれました♪





これもアップリケと刺繍。
ハンカチ1枚に沢山の技法が詰まっています♪


裏側を見ると、その手仕事の細かさに更に感動します。(´;ω;`)

タオルハンカチは水分をいっぱい吸ってくれて
アイロン掛けも不要で、とても便利なのですが
私たちも昔は、こんなに薄くて小さな手仕事アートを
日常に持ち歩いていたのだなぁと思うと

「便利」と「エレガント」は反義語かも?(*_*)






ジバンシーのハンカチの柄は
芋虫っぽくてお気に入り♪(∩´∀`)∩






水彩画みたいな「カラー」という植物の柄も
今見ても良いなぁと思いますね♪


 ↓ 懐かしのジャン・ポール・ゴルチェ。(≧▽≦)
歌手のマドンナの「コーン・ブラ(円錐形のブラ)」が
特に有名だと思いますが、
大好きなデザイナーさんの一人で、
20年とかくらい前に買った
ゴルチェのTシャツを今も愛用しているくらいです。(///∇//)


私は何故か?誰もが認めるハイ・ブランドにあまり興味が無くて
ちょっと活きが良くて、
反骨精神のあるデザイナーさん達が大好きでした♪


ウンガロとかも懐かしいですね。




ランセッティのこの蝶々の柄も今見ても素敵ですね。(∩´∀`)∩





ピエールカルダンも懐かしい。(≧▽≦)

お洗濯したらアイロンがけして縫いたいと思います♪
楽しみ~~~~~(∩´∀`)∩

2017年8月22日火曜日

古いハンカチをリメイクする前に①


金平糖袋の作り方の途中ですが
閑話休題的に。( *´艸`)

祖母のハンカチを整理したり、
ファミリーもハンカチを整理したので、
またまた古いハンカチが大量に出てきました♪

昔はホテルやデパートの催しに行くだけで
ハンカチやお皿や折り畳み傘、
ブランドのオリジナル商品なんかを
粗品として配られたりしていたので
どんどん溜まっていってたんですよね💦

以前、自分のハンカチを整理した時に作った
ハンカチ・カーテンがとても気に入っているので、
また作ろうと思っています。(∩´∀`)∩

廊下用に作った怪しげなお店風カーテンが
古い化繊だからなのか?
めちゃめちゃ熱がこもって暑いので💦


5枚も同じものがあったハンカチ。(笑)



ロウケツ染めでアジアンな色柄。バティックかな?
生地の硬さや厚み、大きさも日本製のものとは
全く違うので
たぶん海外のお土産かな?と。
配ったけど余った的な?(笑)


生き物をイメージして
デザインされてる柄やと思うんですけど
とても細かい柄で、見ていて飽きないのです♪



中央のこの柄は、蝶か蛾かと
コウモリかなー?と思っています。



白い刺繍やレース、アップリケに刺繍。
今の時代はタオルハンカチが全盛なので
昔のハンカチの手仕事の細かさに見入ってしまいます。


パソコンやプリンターにも埃除けとして
ハンカチを掛けているのですが
風で飛ばへんように四隅にビーズを縫い付けています。

左側の白いバテンレースのハンカチは
コンパクトなCDラジカセ(なんとカセットテープも聴ける)
SONYさんのこのタイプに ↓

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埃除けとして掛ける事にしました♪
チョウチョの刺繍も入っていて豪華です。

化石人間なので、応援したい人たちのCDは
買って聴くタイプなのです。(●´ω`●)ゞ
手元に持っていたい!っていうのもありますが♪


リネンにドット柄が刺繍されたハンカチは
メタリックな糸も使われていて
シンプルですが華やかです♪



↑ この写真を撮った時に
左側の刺繍されているハンカチが裏側だということに
一瞬、気付かなかったくらい
裏も丁寧に始末されています♪


↑ これが裏側で


↑ これが表側です。

アップリケも、
あまりの細かさに目まいがしそうです。(笑)


やっぱりアップリケって可愛いですね♪(*´▽`*)



技法も参考になりますが
何かを作る時のインスピレーションの源にもなるので
記録として写真を残そうと思うので
ハンカチシリーズも続きます。(●´ω`●)ゞ

連載物を複数抱えるなんて。。。
売れっ子漫画家かよっ!(///∇//)



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マリアビートルの巾着(赤・大)

2017年8月19日土曜日

金平糖袋の作り方(準備編)5接着芯の裁断と用量の計算の仕方(後編)






次は袋部分の裏布の接着芯(不織布)です。

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ヨコは表布の出来上がり寸法よりも
1cm小さく、39cmの出来上がり線にします。
表布の縫い目に負荷が掛かりにくい事と、
裏布は内側に入るので表布よりも小さくしないと
出来上がった時に裏布が余ってしまうからです。

タテも裏布が余らないように
表布の出来上がり寸法よりも
1マス分プラス1~2cm、少なくします。
22cm-(1マス4cm+2cm)=16cmです。

タテヨコ共に1cmの縫い代を付けて

41cm×18cmの接着芯(不織布)を
1枚裁ちます。

そして最後の裏打ち布は口布部分の
「織りタイプの接着芯」です。




口布の接着芯もヨコの出来上がりは表布より2cm小さく計算します。
これも表布の縫い目に負荷を掛けない為です。
20cm-2cm=18cmに縫い代を2cmずつプラスします。
18cm+(2cm+2cm)=22cm。

タテは、通す紐の太さにもよるのですが今回は7cmで。
縫い代は1cmずつプラスします。
7cm+(1cm+1cm)=9cm。

22cm×9cmの接着芯(織りタイプ)を
2枚裁断します。

裏打ち布(接着芯)の用量計算の仕方と
裁断は以上です。(*´▽`*)

次はこの芯をアイロンで貼って印付けです♪

金平糖袋の作り方(準備編)6印付けと裁断(前編)

金平糖袋の作り方(準備編)7印付けと裁断(後編)

金平糖袋の作り方(縫い方編)





マリアビートルの巾着・赤(大)

2017年8月18日金曜日

金平糖袋の作り方(準備編)4接着芯の裁断と用量の計算の仕方(前編)






金平糖袋 はちみつ

今回作る金平糖袋の大きさや形状は、
はちみつタイプになります。(*´▽`*)
生地はこちらですが。


口布幅が約18cm
袋部分のヨコが最大約20cm
深さが約15cmのものになります。

五角形に切った布を使う作り方もありますが
じゅごんろ~どの金平糖袋は
全て正方形か長方形の四角から成り立っているので
まず1マスの大きさを決めます。

今回は1マス=4センチ×4センチです。


これくらいの大きさが作りたいな~と思うものから
逆算して決めます。

あ。今回もワイルドに手描きで、
フリーハンドでいきます。(///∇//)

CADでなくてもエクセルでも描けるといえば描けますが
あなろぐ に攻めてみたいと思います。(≧▽≦)


1マスの大きさが決まったら5ミリの縫い代をつけます。


縫い代付きの1マスの大きさは
5センチ×5センチになりました♪

この寸法を基本にして、
裁断する接着芯の大きさを求めます。

袋部分には5センチ×5センチの布が
80枚必要なのですが
2色で作るので1色分ですと40枚になります。

で、着物生地の幅は、古いものだと狭かったり、
最近のものですと現代人の腕の長さに合わせて
幅の広いものも多いのですが、
お手持ちの着物生地に合わせて
計算していただくことになります。

キズや汚れ等を避けて作りたい時にも
幅や長さに合わせて計算します。

だいたい着物巾は35cm前後のものが
多いのではないかと思います。


すごいゆがみ。。。(///∇//)

35cmを5センチで割ると、7列分取れる計算になりますが、
たくさん印付けの線を引くと
1本1ミリの差であっても、
6本の線を引くと合計6ミリの差が出ます。

実際には18本の印付けの線を引く為、
1本1ミリの差であっても
1.8センチも足りなくなってしまいます。

ので、「ギリギリ7列分取れる」とは考えずに
6列分を取ります。

そうすると40枚÷6列=6、666・・・になるので
繰り上げて7段分が必要になる事がわかります。


5センチ×6列=30cm
5センチ×7段=35cmとなりますが
たくさん印付けの線を引いた時の差や
アイロンでの接着時に縮む場合も考慮して
3cmプラスします。

33cm×38cmの接着芯(不織布)
を2枚裁ちます。




そして、 ↑ 口布部分のすぐ下の生地は
長方形を使っています。


実物や本に載っていたものは2マス分の長方形でしたが
じゅごんろ~どでは1マス+半マスで作っています。

縫い代分を足しますと
5センチ×7センチの長方形です。

これも1色分で5枚、2色分ですと10枚が必要になります。


同じ様に着物巾に合わせて考えますが
5列だけなので簡単ですね♪

この場合も5センチ×5列=25cmですが
15本の印付け線を引いた時の差と
アイロンでの接着時に縮む場合の事を考えて
2㎝プラスします。
タテは1段だけなので1㎝プラスにします。

27cm×8cmの接着芯(不織布)を
2枚裁ちます。

ちょっと長くなってきてしまったので(;´∀`)
後編で、口布や裏布の
接着芯の裁断と用量の計算の仕方を書きたいと思います。

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