2018年9月17日月曜日

閲覧注意 日野日出志さんの漫画が大好きだ


ホラーや怖いものが苦手な方、
繊細な方には今回はごめんなさい💦
また次回のブログでよろしくお願い致します。


先日、ツイ友さんのtweetから
漫画家の日野日出志さんがTwitterをされている事を知って
興奮しました(≧▽≦)。
子供の頃から大好きだったのです。

日野日出志さんの漫画、と申しますと
トラウマになる漫画」とか(笑)
グロい(グロテスク)」と言われる画風や
ストーリー展開が特徴なのですが

そのストーリーの奥に潜む(ひそむ)
人間の哀しさや愚かさ、
絶望の中に見る希望、
狂気にも似た愛情、
残虐な伏線から辿り着くカタルシスなどなど

とてもとても奥深い漫画なのです。

人間って、奪い合ったり殺し合ったり
傷つけあったりと、
元々はとてもグロテスクで醜い生き物だと思うのです。

それを知性や美意識や愛情によって
社会性を学び、身につけ、
「現代人」という衣(ころも)を纏って(まとって)
生きていると思うんですね。

日野日出志さんの漫画は、
その衣を、いとも簡単に剥ぎ取ってしまうのです。

原始の想い、原始の行為、原始の叫びを
思い起こさせるような。

醜い絵に、残虐な展開。
なのに、その奥に流れる何ともシンプルで
美しい魂の躍動(やくどう)。

人間のグロテスクな面から
目を背けるどころか白日(はくじつ)の下に曝け(さらけ)出し、
読み手に突きつける。

「さあ。おまえはどうするんだい?」
「自分だけは綺麗なつもりかい?」
そう問いかけて来るように。

暗澹(あんたん)たる気分になりながらも
自分の醜さと向き合い、自分に問い続けるのです。
「私ならどうする?」と。



漫画でも小説でも映画でもそうなのですが、
ホラーと呼ばれるものや怖いとされるもので
人間が深く描かれている作品が好きなのは、
人間(自分)の弱さや危うさ、醜さから目を逸らしていないからです。

そこから目を逸らした途端、
「あちら側」に行ってしまうことは
とても簡単。

そして「こちら側」に戻ることは
とても困難。

自分の立っている場所を確認する為にも
日野日出志さんの漫画を読むのかも知れません。











じゅごんろ~どnote

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