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2018年3月9日金曜日

5.100均ダイソーさんのがま口(口金)で金平糖ポーチの試作(型紙と接着芯)


京都も雨の日が続いています。ひと雨ごとに温かくなる時期ですね。天候が荒れる時期でもありますが、春を甘受する為の儀式ですね(*´▽`*)。


今回はがま口の型紙になりますが、ダイソーさんの口金に付いている型紙をちょっとだけアレンジします(*´▽`*)。

1.100均ダイソーさんのがま口(口金)で金平糖ポーチの試作
2.100均ダイソーさんのがま口(口金)で金平糖ポーチの試作
たぶん著作権があると思いますのでダイソーさんの型紙にはボカシを入れてあります。ペーパーウェイト・文鎮として使っているのは本ブログにも何度か登場している本を読む女性の姿を模した「栓抜き」であろうと思われるものです。重いです。


お尻から脚にかけての裏側の形状です。やだ。恥ずかしい。失礼いたしました。


付属の型紙には縫い代が描かれていますが、内側の本縫い線の方をルレットでなぞって他の紙に写します。中心線など合印も忘れずに写します(←自分にも言い聞かせてます)。もう何十年も使っているルレットなので錆びててすみません(///∇//)。


↑ ご存知の方も多いと思いますが、これがルレットです。今回のように薄い紙から型紙を写す時は刃先の丸いこちらのルレットを使いますが、あくまでも私のやり方ですので、お好きな方法で写してくださいね♪


ふだん使っている厚めの包装紙に写す時は、こちらの鋭角タイプのルレットを使っています。なぜパターンを描くのに包装紙なのかと申しますと、私の通っていた立体裁断パターンの洋裁学校で使われていたからです(≧▽≦)。

文化式やドレメに比較しますと沢山の線を引くパターンだったからかなと思っていますが、本当のところは謎です(笑)。


型紙を写し取れましたら1㎝くらいの余白を付けて切り抜きます。


一応、左右対称になっているかを確かめる為に中心線で折って、更に印の上から鋭角のルレットでなぞります。


1㎜ほどズレているところがありますので、鋭角のルレットでなぞった印の方に合わせて余白を切り落とします。


底から7㎝のところに水平に線を引きます。直角定規のスケールが2分の1なので「14」に合わせてますが💦「7㎝」です。


念の為、また型紙を半分に折って、印が合っているかを確認します。


別の紙に型紙を写します。先ほど引いた、底から7㎝の印から直角に線を引いて、11㎝のところに水平に線を引きます。元々の型紙よりも4㎝縦長になります。


切り抜くとこんな形になります♪これが裏布の型紙です。親指の爪みたい?


表布の型紙は小ちゃっ(笑)。底から7㎝のところで引いた線で切ります。


相変わらず手描き感満載ですみません(///∇//)。

型紙に縫い代分を足して接着芯を裁ちますが、金平糖部分に使った接着芯は薄々の柔らかなタイプですが、裏布と表布に貼る接着芯はバッグ用を使いました。


接着芯を貼れたら型紙を写して(合印を忘れないように←自分に言い聞かせてます)準備完了です(∩´∀`)∩♪

次回は縫い合わせです♪



6.100均ダイソーさんのがま口(口金)で金平糖ポーチの試作(縫い合わせ)
7.100均ダイソーさんのがま口(口金)で金平糖ポーチの試作(完成)


シルクのシュシュ(花曇りの桜)





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2017年9月17日日曜日

洋服のお直しにも便利な和裁用のヘラ台



台風の影響なのか
京都は雨が降って涼しく過ごせました。(*´▽`*)

いろいろいろいろと並行して作業しておりますが


これは和裁用の「ヘラ台」というもので
着物を縫う前の印付け等で使う台なのですが
私は洋服のお直しの時にも使っています。
(コテ台とも呼ばれます)


ずいぶん前にファミリーに作ったリネンのスーツ。
普通の半袖だったのですが
3着ほどフレンチスリーブに直してほしいと言われたので
和裁用ヘラ台が大活躍中です♪


裏は花柄プリントと、着物の裁ち方が描かれていますが
表は真っ白で、
使い込んだ定規でも見えやすいです(笑)。(///∇//)


アップにしますと、こんな感じで
着物の印付けのおコテの跡が無数にあります。
使い込んでます(笑)。

待ち針が挿せることや生地が滑らないこと、
直角を合わせやすいことなどから
部分的なお直しの際も印付けがしやすいです。(*´▽`*)
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
大判6つ折りヘラ台 W45×D33×H3.5cm | つくる楽しみ
価格:15120円(税込、送料別) (2017/9/17時点)


なんか「入手困難」と書かれてたりもするので
やっぱり和裁をされる方が減っているからでしょうかね?
それでも現代に合わせて45cm幅広のヘラ台も作られていますね。




[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
総布ヘラ台サクラH-040
価格:4298円(税込、送料別) (2017/9/17時点)

こちらのタイプは厚みが少なくサイズも小さ目で
その分リーズナブルですね♪
いろんな種類があるんですねー。

私は和裁用具専門店の「いとや増田泰商店」さんで
買わせていただきました♪
http://www.e-itoya.com/
↑ こちらでネット販売もされていますが
資料請求で価格表をご注文いただいてからの
販売になるようです。

おおっと!洋裁台というものを見つけてしまいました(≧▽≦)。



幅広で長めですねー。これは便利かも。
机の無い部屋でも広げて印付けが
出来ますよね♪


そしてハンカチ・カーテンもちくちくと縫い進めております。
これも作り方をアップ出来るかも?


「金平糖袋の作り方」が私のYouTubeにしては(笑)
すぐに再生リストに加えて下さる方も多いので
「作り方」を知りたい方が多いのかなー?と思いました。
拙いスライドショーなのに本当にありがとうございます。(´;ω;`)

また出来るだけ作り方もUPしていけるように
やってみます。(*´▽`*)



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2017年8月4日金曜日

香老舗 松栄堂さんの匂い袋


そろそろ香りも切れてきたので、
お店用にも使っている
松栄堂さんの衣裳用匂い袋
誰が袖(たがそで)を買ってきました♪


以前は、烏丸二条上がったとこにある本店さんや
産寧坂にあるお店まで買いに行っていたのですが、

最近はデパートでもお取り扱いがあるので
便利になりました。(*´▽`*)

松栄堂さんのネットショップもあり
楽天市場などでも販売されています♪

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
松栄堂の匂袋 誰が袖 みやこ 巾着
価格:972円(税込、送料別) (2017/8/4時点)


匂い考・煙り考という記事にも書かせていただいたのですが
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最近は、お香の香りでも
頭が痛くなる方もいらっしゃるそうで、

じゅごんろ~どでは布ものや編み物の保管に
化学薬品は一切使用されていませんが、
京都松栄堂さんのお香を使用している為、
作品ごとに明記するようにしました。

子供の頃に茶道のお稽古で、お香は茶室の邪気払いや、
お客様の精神を鎮める為に焚くものと教わったので、

「お香の香りで頭が痛くなるなんて、
もしや現代は邪気だらけなの?((((;゚Д゚))))」
と思ってしまいました。(失礼!)

薪ストーブが売れていたり、 
キャンドルが流行っていたり。

みんな火や煙りや匂いに
もしかしたら飢えているのかな?

嗅覚は五感の中でも特殊で、
大脳新皮質を経由せず、
大脳辺緑系という古い皮質に情報が届くそうで、

大脳新皮質が記憶や知識を司るのに比べて、
大脳辺縁系は喜怒哀楽や食欲、自律機能など、
本能的な部分を司っていると言われます。

無臭を好んだり、香りで頭痛がするという事は、
本能から離れて行ってるのかなぁ?

現代日本人は大脳辺縁系が変化してるんだろうか?
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文明の発達や生活習慣に因って
罹患する病気や身体能力にも変化が起きているという事は
確実に人間の脳にも体にも変化が起きていると
思うんですよね。
適応しているというか。

ただ、何事も行き過ぎると
振り子の原理で元に戻ろうとする変化も起きて
適正な「落としどころ」に落ち着くように
火や煙りや匂いを求める人も
一定数は残るように思います。

私みたいに大脳辺緑系が
進化してないタイプとか。(///∇//)

炎の揺らぎは
脳をα波状態に導く効果があると言われていますが
炎を見ることが無くなってしまった現代日本人は
リラックスする時間も減ってしまったのでは?

火は危険ですが、
危険だからこそ慎重に扱う神経も
研ぎ澄まされたりするのではないかなーと
思ったり。

安全ばかりでも、
危険察知能力とか退化しそうだし。

うーん?
単に、私は文字の情報よりも
五感で感じることの方が好きってことかも?(///∇//)

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宣伝させていただきます。(∩´∀`)∩

金平糖袋ミツバチ


ウールのマーガレット(チャコールグレー)

2017年5月24日水曜日

三條本家みすや針さんのお針


裏打ちをして縫う金平糖袋は
針の消耗も早くて、
最後の1本が曲がってから
他のお針で代用したものの、
やっぱり縫いにくくて
三條本家みすや針さんへ行ってきました♪



これが無いと手縫いのものが作れないくらい
大事なお針です。(*´▽`*)

近頃の京都は観光のお客様が
すごすぎて💦
お休みの日に
繁華街に行くのもなーって感じで
足が遠のいていたのですが

お針はやっぱりここでないと。(≧▽≦)



真夏日の京都でございました。(笑)
緑がキラキラして美しかったです♪



堀金箔粉さんの前を通り、
いざ!寺町通り商店街へ!




入口はまだ空いていましたが。
午前中でもなかなかの人出でした。



寺町三条から河原町三条の間の
怪しげな路地ですが


この路地の奥に
小さな素敵なお庭のある
三條本家みすや針さんの
お店があります♪

おじいさまがお庭の手入れをされていたので
こんにちは~とご挨拶してお店に入りますと
珍しくお客様がいなくて

飾り待ち針なんかも見たりして、
ファミリーに頼まれていたお針も
ゆっくり見比べて買えました♪


この四ノ三のお針は、
和裁のお稽古で先生に教えていただいてから
ずっと使わせてもらっています♪

他の生徒さん達とも情報交換したりして
色々なお針を試したりもしましたが、
やっぱり三條本家みすや針さんの
四ノ三が一番使いやすいです。
(当時のお稽古での総論です♪)



三條本家みすや針さんのホームページによりますと
現在十七代目当主で、
「みすや針」の名前の由来は

現在の場所にお店を構えた当時、『池ノ端針』の家号で商いをしておりました。1651年より宮中の御用針司となり、『みすや』の家号は1655年に、後西院天皇(後西天皇1637~1685)より賜りました。御所で針を造っておりました私どもの先代が、「清め」の意味と、その技が秘術であったことから、御簾(みす)の中で作業をしておりました。この様子を天皇様がご覧になったためと思われます。


私は「ビジネス」って言葉が苦手で、
やっぱり「お仕事」って言葉がしっくり来ます。

様々な技術も、
現代では失われているものも多い事を考えますと
昔のお仕事って神秘的ですね。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

針穴は丸いタイプの方を使っています。(*´▽`*)



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いづれアヤメかカキツバタ(大)

2016年10月13日木曜日

まんじゅうの張り替え


洋裁をされている方にはお馴染みの、
丸いアイロン台が「まんじゅう」なんですけど、

すごーーーく長く使ってきて、
カバーがイケナイ状態になってしまっていたので
上から更にカバーを掛けることにしました。

小花柄のシーチングがあったので、
普通は白か生成りが多いまんじゅうを
ちょっと、おめかし♪



まんじゅうの中身は木くず等が入っているそうなので、
重みがあって、しっかりした硬さですが、
外側は布や綿が使われているのか?
待ち針が使えます♪


お饅頭のように丸いので、
全体的に、いせ込みながら
かがって綴じました。


袖ぐり等のカーブの部分の
アイロン掛けには欠かせないので、
ちょっと可愛くおめかし出来て
大満足なのでした(*´▽`*)

って。。。これは9月6日の写真。
どんだけブログ、追いついてないの~~~ヽ(;´Д`)ノ

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今回はたまたま手元にあった柄物の布を使いましたが
色移りしない事や見やすい事を考えますと、
やはり無地系か、薄いお色の布で

2016年8月3日水曜日

4本棒針のカオスと、使い続けている編み針



写真や書きたいことが溜まってきてしまっている状態なので、
どんどんいってみよ!(^o^)丿



毎度おなじみ4本棒針のカオスでございます。( *´艸`)

編み物をされる方には、どうってことない画像だと思うのですが、
編み物をされない方にとっては、???って感じだそうです(笑)
「どこがどないなってんねん?」って。


昨日も書いた編み針の件ですが、
改めて調べてみると、いろいろ持ってました。



手芸愛好家には御馴染みのClover(クロバー)さんの匠シリーズ。


これが昨日書いたニッケビクターさんの編み針で
愛の夢と書いてAMUと読む、ヤンキー風ネーミング?(≧▽≦)


↑ コチラは左から、編み物をされる方ならご存じのハマナカさん
左から2番目が「最高級品」スター手芸針!
左から3番目が「手作り高級品竹あみ針」竹製品のHAYASHIさん
一番右側が、創作竹針 特長4本針 銘竹 絽漫(ろまん)


どこも品質の良さや自信を感じるネーミングがすごい。

検索してみても、この頃の編み針は現在では、
ほぼ作られていないみたいですね。

社名を変更されてたり、手作りから、竹製品の輸入販売に路線変更されて
続けたはる会社もおありのようです(*´▽`*)
ちょっと嬉しい♪

最近は100円屋さんでも、編み針が100円で売ったはる時代ですが、
編み棒ケースに貼られている、昔に買った時のお値段を見ると、
だいたい600円から1800円。
これだけ長く(20年くらい)使えるなら、全然お安いと思うのですが。

プラスチックの編み針などもありますが、
慣れもあるからか、竹製の方が、しなるし、
手や指先への負担が少なく、編みやすいように思うので、
私が今使っている棒針は、竹製の編み針だけです。

改めて見直してみると、沢山のメーカーさんが編み針を作られてて
ビックリしました。

質問してくださった方のお陰で、知る事が出来ました。
返信するのを忘れてて、すみませんでした(〃▽〃)

熱帯夜続きの京都ですが、氷枕をお伴に
何とか乗り切りたいですね(*´▽`*)

皆様も熱中症にはお気を付け下さい。







コットン糸のマーガレット(グレイッシュパープル)



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