2020年12月31日木曜日

川口まどかさん「やさしい悪魔」(漫画)

 

川口まどかさんの漫画は、何度か?紹介してきたと思うのですが、
いろいろ整理していてパラパラと捲りますと、
「あー。”やさしい悪魔”も紹介しておきたいなー♪」と思ってしまったので(笑)、
大晦日に全然関係ないのですが(笑)、紹介をば。

”悪魔”って、人間界のイメージでは、人の心を誑かして破滅へ導いたり、
人間が壊れていく様を見ても眉ひとつ動かさない冷酷無比な存在で、
むしろそれを喜びとするようなイメージだと思うのですが、

「やさしい悪魔」は、タイトル通り、やさしいです(笑)。
まず、人間の願いを叶えるのにお金しか取らない。
命や魂ではなく、お金です(≧▽≦)。

しかも依頼人の支払える金額に応じて、
「この願いに対して、この金額しか払えないのであれば、
依頼人であるあなたには、沢山の労力を使っていただきますし、
危険も多くなりますよ。」
という、とても”やさしい”システムとなっております(≧▽≦)。

”続やさしい悪魔”の一篇にある物語なのですが、

女子校育ちの少女が、離婚や不倫、詐欺やナンパで遊ばれて捨てられたりしないように、
男性を見る目を養いたい!将来の傾向と対策の為に
男性の私生活をテレビを見るように覗きたい!と
やさしい悪魔に依頼します。

支払える金額が少なかったので(笑)、
魔法の指輪を嵌めて、興味の有る男性を思い浮かべると、
その男性の”人面瘡(じんめんそう)”となって、
生活を覗き見ることが出来るようにしてもらうことに(≧▽≦)。

そして一目惚れした男性の肉体に潜込み、人面瘡となって観察しますが、
男性に見つかって捕まってしまいます。

人面瘡の少女から事情を聴いた男性は、
「いろんな人を知らないと失敗してしまう」と言う少女に
「失敗して何が悪い?」と問います。

「なにが成功して保証されるんだ?」と。
その男性はチャラい見た目からは想像も出来ないような、
とても沢山の、過酷な経験をしてきた男性でした。。。

続きは是非、読んでみてください(*´▽`*)。
あ。ホラーですので、一応、死や暴力、血肉もあります(笑)。

あれー???リンクを貼ろうと探してみたら、
「続やさしい悪魔」が3万円くらいばっかりなんですけど?
どゆこと???(@_@)
レアなんでしょうかねー???

「成功」ってなんだ?という記事にも書きましたが、
人間として生まれてきて、
どんな人にとっても”初めての人生”なのに、
一時的な経過を全てのことの様に
「成功」「失敗」と決めつけてレッテルを貼るのは
なんだかとても不思議なシステムだと思います(笑)。

同じように整理していて、10年くらい前の京都新聞の記事かな。
養老孟司さんの「インフル騒ぎ」というコラムに書かれていたのが、

「今の人は死なないつもり。よくそう思う。
なにごとも理性的にきちんと対応する。それで当然だと
信じているらしい。

でも薬に万能薬がないように、生き方にも万能薬はない。
すべてをできるかぎり予測して、それに対応しようとするのが現代人、
つまり文明人だが、それなら自分の背中に自分の命日を
書いて歩いてくれ。そういいたい。

自分の寿命の予測もつかないのに、
あれは体にいい、これは体に悪いと、
よくあれこれいうなあ。
自分の知恵に溺れているんじゃないか。」

自分のちっぽけな知恵に溺れて、成功や失敗を気にしても、
正解や間違いを探しても、あれが良い、これが悪いといっても、
人間は自分の寿命すら知ることは出来ないんですよね。
なんてこったい(≧▽≦)。

ということで?
本年もありがとうございました(≧▽≦)。


2020年12月25日金曜日

SOLD OUT おむすび巾着(松竹梅)


 はっ!(@ ̄□ ̄@;)!!と気付けば約1ヵ月ぶりのブログ更新ではございませんか!

あれー???(///∇//)。今年は何だか本当にシュッシュッシュッ!って感じで月日が過ぎていくように思います。

そんなシュッシュッシュッ!と過ぎていく日々でも、お蔭様でおむすび巾着の松竹梅がSOLD OUTとなりました。いつもいつも、本当にありがとうございます(≧▽≦)。

お客様が、この世界情勢の中で制作活動を続けていることに対して、お礼を言ってくださったんですね(´・ω・`)。心の支えになりますって。

なんだかもう、胸がいっぱいになって(´・ω・`)。

そんな風に思っていてくださるなんて夢にも思った事が無く、ちんたらぽんたら教の教祖の名に恥じぬ、ちんたらぽんたらっぷりで、ただただ続けてきただけなのです(´・ω・`)。

支えているつもりが支えられていたり、支えられていると思っていたら支えていたり。関係性というものはバランスが取れているからこそ、成り立つのかも知れませんね。「お互い様」なのだなーって。

先日、長年着ていたメンズのコートも擦り切れて破れてきていたので、新しいメンズコートを買ったのですが、その構造や色の深みに感動したんですね。ものすごく愛情をもって作られたのを感じたというか。

素材から仕様から構造まで、こだわって吟味され抜かれたようなコートで、かといって決して、お値段的に高いものでもなく、更にバーゲンで値引きされていたので、「え?いいんですか?(;゚Д゚)」と思うような価格でした。

お店の方の熱意も伝わって来ましたが、「売ろう」とされているのではなく、「自分たちが大好きで、最高だと思うものを作りました!いかがですか?」という素敵なスタンスで、あのお店で買って良かったなーって、今も思います(*´▽`*)。

ちんたらぽんたら教の教祖のお店ではありますが、気持ちよくコートを買えたあのお店の様に、私も作品を作ることでご提案していけたらいいなーと思いました。

10年20年と着ていた洋服たちが次々と南無南無になって、今は自分用の冬服を作るのがいっぱいいっぱいだったりしますが、相変わらず頭の中には作りたいものがパンパンに詰まっているので(笑)、またドシドシ作っていけるように頑張りたいと思います(∩´∀`)∩。

2020年11月29日日曜日

金平糖袋(パンダ)

 

ふふっ♪完成しました(≧▽≦)。
金平糖袋のパンダでーす(∩´∀`)∩。

白と黒と申しますと、都会的でスタイリッシュな。。。などという、古い雑誌のコピーみたいな感じを連想しがちですが(笑)、


パンダですっ(≧▽≦)。


金平糖袋でパンダを表現したいなーと思ったので、いつもよりもパーツを更に細かく分けて、我ながら「何この可愛さ」って興奮してしまいました(///∇//)(自画自賛)。そしていつもより横長に作りました。パンダのポテっとした感じを表現したかったからです(∩´∀`)∩。


裏布もパンダ風に白黒に分けました(≧▽≦)。


底の部分も尻尾を意識して、黒でキメましたっ(`・ω・´)。

全体的にパーツを細かく分けたので、作っている最中に
「あれっ?」Σ(・ω・ノ)ノ!とか、「およっ?」(@ ̄Д ̄@;)?とか、

「ちがーーーうっ!」(ノ)゚Д゚(ヽ)とかなりながら縫いましたが(笑)、もう本当に可愛く仕上がってくれたので嬉しくて嬉しくて(自画自賛)。

黒留袖の反物から作ったのですが、出来るだけあまりお色を入れずに、白と黒のイメージで作りました♪白い部分は別の反物を使っているのですが、白というよりもアイボリーとか生成り色ですね、それがまた更にパンダ感を醸し出しています(自画自賛)。

其々のお店に出品しています。

2020年11月28日土曜日

白と黒のカオスと「セール」考

 はうっ!(@ ̄□ ̄@;)!!

と気付けばまた半月ぶりくらいのブログになってしまいました💦

ご無沙汰しております💦

粛々とカオスりながら


白と黒を進めています(*´▽`*)。

もう既にですね、あまりの可愛さに一人で鼻血ブーってなりそうになりながらチクチクと縫っています♪

新しいお洋服も縫い進めながら、こう。。。螺旋を描くように、今日は、あの作業。今日は、この作業。と進めていますので、ちんたらぽんたらしていて、すみません💦

今日の紙の方の京都新聞夕刊に、「セールって、いったい誰が得するの?」というブラックフライデーに対するカウンター記事?みたいなのが掲載されていて、

服作りをされている方々や、小規模の契約農家さんのお野菜を配達で販売されている方のお話しが紹介されていたのですが、

やはり規模を広げ過ぎないこと、「セールは新規のお客様を増やす手段のひとつで、新規のお客様を求めていないから、セールしません。」って感じのことが書かれていたんですね。

在庫を抱えたくないとか、在庫をはけさせたい、ということから「セール」になると思うのですが、服作りをされている方々は、「昨年作った服だから安くなる」という考え方が、「?」なんですね。

昨年作られた服でも、丁寧に作られた服の可愛いさは減らないし、楽しい服は楽しいし、着心地が変わる訳でも無い。食べ物の様に腐る訳でも無い。それなのに何故セール?

価格を変えると、お客様の目が「服」ではなく、「価格」に行ってしまうからセールをしない、とも書かれていました。”素敵な服”ではなく、”価格が下がった服”になってしまうんですね。

いろんなものが使い捨ての時代で、その方が衛生的な場合もありますし、お仕事上、作業着みたいに、服も使い捨てにならざるを得ない方々もいらっしゃいますが、

流行りの服が安い価格で手に入るようになった、その向こう側で起きていることにも、今の変化は、じわじわと影響を与えていくことになると思いますね。

私は体に合うお洋服が少ないので(///∇//)、安い服でも高い服でも長ーく着ざるを得ないのですが(笑)、だからこそ、やっぱり「着心地のよさ」が、一番、気になりますね。

「セール」って、もう意識しないくらい”当たり前”になっていますが、セールとは無縁に、お仕事をされている方々もいらっしゃるんですよね(*´▽`*)。

2020年11月13日金曜日

白と黒の行方

 はうっ!(@ ̄□ ̄@;)!!

と気付きましたら半月ぶりくらいのブログではございませぬか!ご無沙汰しております💦

元気に生きていました(///∇//)。この世界もウイルスに因って変化している最中だと思うのですが、私も昨年あたりから靴や履物が全て崩壊したり(笑)、お財布が「さすがにあかん状態」になったり(≧▽≦)、お洋服も古くなって破けてきてしまったりすることが続いているのですが、

またもや古いお洋服たちが最期を迎えることが続き(笑)、新たな洋服をお仕立てする日々を送っております(笑)。

先日は数年ぶり?くらいに行った手芸用品屋さんのお店の方が、覚えていて話しかけてくださったので、なんだかジンワリと嬉しかったです(///∇//)。

気候も変化して、身に付けるものも少し変わってきたので、1枚1枚、新たに製図から起こしています。まだ何も描かれていない紙に線を引いていくのは、やっぱり楽しいですね♪

布にハサミを入れて裁つ時も、やっぱり毎回、ちょっとドキドキしますし(笑)、印付けをして仮縫いをして、身に合っていない時は補正を繰り返し、身に合った時には「よし!''o(゚д゚o)」って感じですね(≧▽≦)。


お店に出品する作品も頭の中にはパンパンにあるのですが(笑)、なかなか手が追いついていなくて申し訳ないです💦
今回は、じゅごんろ~どにしては珍しく、白と黒で攻めます(≧▽≦)。

2020年10月28日水曜日

SOLD OUT等2点おむすび巾着(紅藤)

 


お蔭様で、おむすび巾着の紅藤が旅立ちました(*´▽`*)。見つけてくださって本当にありがとうございます。

先日の天神さんでもそうだったのですが、人やモノや出来事の巡り合わせというか偶然と申しますか。。。様々な事象の全てが影響を与え合い、影響を受け合い、転がっていく様は、本当に不思議で不思議で(@_@)。

人間には計り知れない、コントロール出来ない事がほとんどなのに、こんな風に様々な人やモノや出来事と出会って、転がって行くのだなぁと思いました。ロックンロールですね(≧▽≦)。

時には何かにぶつかって、割れたり欠けたり傷だらけになりながら、時には水たまりに浸って休みながら、時には河の流れに流されながら、ただただ転がり続けて行くのだなぁって。

「生きてる」って、なんかとても不思議で面白いですよね(≧▽≦)。

そしてお蔭様で、再販リクエストをいただいていた桜吹雪のシュシュも旅立ちました。本来であれば。。。というか、人間界的一般論であれば、こんなにひっそりとネットの片隅で運営しているお店の作品など見つかるはずも無いと思うのですが、

それでも見つけてくださる方々がいてくださるという不思議(@_@)。不思議の真ん中に居る感じです(≧▽≦)。

皆さんのお蔭で、こんな不思議も味わえるんですよね。
ありがとうございます(∩´∀`)∩♪

2020年10月25日日曜日

7ヶ月ぶりの天神祭り。

昨日急遽、「そうや!天神さんに行こう!」という話になり(笑)、ファミリーとバスに揺られてドンブラコと北野天満宮さんに行ってきました(∩´∀`)∩。


これでもか!というくらいの快晴だったので人が多いのかなーと思っていたのですが、お店の方が「7ヶ月ぶりのお祭りやからねー」って仰って、ビックリしましたΣ(・ω・ノ)ノ!。

コロナウィルスの影響で、お祭りも7ヶ月中止されてたんですねー。


いつもは鳩がいっぱいの参道も、今日はカラスがいっぱいでしたよ(≧▽≦)。食べ物のお店も沢山出ていたので、狙ってたのかも(笑)。



境内は七五三のお参りで、着物姿の小さなお子さんたちが沢山で、めちゃめちゃ可愛かったです(≧▽≦)。お宮参りをされている赤ちゃんも多かったですね。額に「大」と、赤く書かれた赤ちゃんたちも、めちゃめちゃ可愛かったです(≧▽≦)。


盆栽も可愛くて素敵なのが沢山ありましたよ♪若い女性たちが「豆鉢」というのでしょうか?小さな小さなお鉢を手の平にいっぱい載せて、吟味されていましたねー。


鳥やお花が表現されたお香炉をパッと見た瞬間に「買って帰ろう!」と思って(笑)、「重いから帰りに買うたら?」ってファミリーに言われたのですが、骨董品とかアンティークとか、こういうお祭りや市には、”次回は無い”と思っていますので(笑)、重いけれども、すぐに買って、2時間くらい持ち歩きましたね(笑)。重かったです(///∇//)。

磨いて早速、使っています♪いい感じです(≧▽≦)。


色んな国のスプーンも見つけました(∩´∀`)∩。

すくう部分もそうなのですが、


柄の部分もみんな違っていて、とても楽しいです♪


お皿も1点1点、全部違っていて楽しいです(≧▽≦)。お皿やスプーンは新古品なのですが、世界にはまだまだ、誰にも見向きされなかった楽しいものが沢山あるのだなぁと思いながら、沢山のお店を巡って、沢山の方々とお話し出来て、とてもとても楽しかったです(≧▽≦)。

このお皿でも、早速、柿を入れていただきました♪美味しかったです(∩´∀`)∩♪




2020年10月18日日曜日

アスパラガス・プルモーサス・ナナスにお花が咲いたの巻

 


え?なに?この白いキラキラは?(@ ̄□ ̄@;)!!
って思ってビックリしたのですが、なんと観葉植物のアスパラガス・プルモーサス・ナナスにお花が咲いている!

調べてみますと2016年3月に、15㎝くらいの草丈のアスパラさんを購入していたのですが、お花が咲いたのを見たのは初めてで、育てて20年目に初めてお花が咲いたと書かれていたブログもありました。


5ミリくらの小さな小さなお花なのですが、なんなんですか?この天使感。昆虫感。妖精感。



なんなんですかーーー!(///ˊㅿˋ///)
嬉しすぎるやろおおおおお❤


まるで


まるで(エコー)


ひとあし早い、クリスマスツリーのようで


ようで(エコー)


(///ˊㅿˋ///)。


観葉植物であってもお花が咲くことは知っていたのですが、まさかこの細くて繊細なアスパラさんに、こんなに可愛いお花が咲くとは想像したこともなくて。


なんとなんと秋には赤い実が生るとか。
うーーーーーん。。。(気絶)。

はぁ。。。はぁ。。。興奮しすぎて鼻血ブーってなりそうでしたよ。

秋には赤い実?秋には?もう秋?(@ ̄□ ̄@;)!!
もしかして、うちの子は遅咲きの子たちなのでしょうか?まぁ先のことは判りませぬが、思ってもみなかったお花が咲いてくれて、とてもとてもとても嬉しかったのでしたーーーヾ(@^▽^@)ノ





2020年10月14日水曜日

読書「夜がはじまるとき」スティーヴン・キング※ネタバレ注意

どこを歩いていても、金木犀が香る時期になりました♪

目には見えなくても、香りで金木犀を発見してしまうので(笑)、「お尻探偵」じゃなくて「お鼻探偵」って感じですね(≧▽≦)。

さて今宵は、秋の夜長の読書タイムにピッタリなタイトルですが、どうにもこうにもスティーヴン・キングですので(笑)、怖いお話が苦手な方は、また次回によろしくお願いいたします(*´▽`*)。

そして今回は衛生面に関しても「ぬぇっ!?(@ ̄□ ̄@;)!!」と思われるかもしれない表現が入りますので、今宵心地よくお休みになりたい方にはおススメ出来ないブログとなっております(≧▽≦)。

また次回によろしくお願いいたします(*´▽`*)。

ということで、ここまで書いても残ってくださった方々は、かなりの強者の皆様ですね(≧▽≦)。

今回の「夜がはじまるとき」は短編集になります。

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夜がはじまるとき (文春文庫) [ スティーヴン・キング ]
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どの作品も素晴らしかったのは云うまでもありませんが、
今回、特に”狂気”を感じたのは「N」と「どんづまりの窮地」ですね。
強迫衝動、強迫観念に支配された人たちの内面が事細かに描かれていて、客観的に描かれているからこその「怖さ」が、お見事という他ありません(≧▽≦)。

まぁこういった内容を描こうと思えば、感情移入をしていては不可能ですよね。
「N」は、強迫観念が連鎖していくことの怖さもありましたね。患者さんからお医者さんへの連鎖。

そして「どんづまりの窮地」も、「えええええーーー!どうなるのおおおおお!」というサスペンス的要素も相まって、手に汗握る怖さでした(笑)。

肉体も精神も病に侵された隣人との揉め事から、罠に嵌められ、なんと、工事現場の「簡易トイレ」に閉じ込められるカーティス。株式市場で財を成し、何不自由なく暮らしていた百万長者のカーティスが、使い古されて、いつのものだか判らない排泄物が残されたままの簡易トイレに。
隣人に愛犬を、事故に見せかけて殺されたカーティス自身も精神を病み、強迫観念に縛りつけられていました。

もうなんていうか、二人の狂気が火花を散らして炸裂するって感じで(笑)、簡易トイレの中でのカーティスの恐怖は、キング自身が楽しんで書いたはるのが伝わってくるくらい(笑)、リアルに感じましたね。本当の「どんづまり」。

誰もが身近なものを、「恐怖の題材」として描くキングの真骨頂ですね(*´▽`*)。

他にも「奇跡」が描かれた作品など、今回の短編集も多彩で面白かったです♪
秋の夜長に、キングをどうぞ(*´▽`*)。

2020年10月7日水曜日

サボテンさん崩壊するの巻。

 

お久しぶりのサボテンさんなのですが。。。タコになったりカオスになったりを経て、とうとう。。。崩壊の道へ(´・ω・`)。


週に1回はお鉢の向きを変えて、偏らないように気を付けていたのですが。。。(´・ω・`)。


グリンって捻じれてたりもするんですよね。グリンって。
(´・ω・`)


どんどん伸びすぎて頭が重くなって耐え切れず、ダウン。


倒れる方向によっては大きいサボテンさんを押し倒すような形状になってしまい。

おむ。しかたあるまい(´・ω・`)。

ええい!!



刻んでしまいました(`・ω・´)。




↑こちらは本日のサボテンさん♪モコモコして可愛い(///ˊㅿˋ///)。
刻んだ部分を1週間くらい乾かしてからピンセットで植え付け予定です♪

この状態でも既に新芽が出てくる驚異の生命力です。

今日の紙の方の京都新聞に載ってたんですけど、ゲノムを調べたところ、霊長類よりもげっ歯類の方が進化するスピードは速いそうで、

何をもって「進化」と捉えるか?という部分もありますが、人間や動物たちの様に動き回ることのない植物たちの適応力や生命力には驚かされることが多いです。

崩壊して刻まれたサボテンさんたちの再生や如何に(≧▽≦)?




2020年10月5日月曜日

おむすび巾着(薄色うすいろ)


コロッコロの(笑)、おむすび巾着が完成しました~~~(ノ´▽`)ノ。

和色では「薄色うすいろ」と呼ばれるお色に近い、淡い淡いグレイッシュな紫です。

何故「薄色」なのかと申しますと、平安時代には紫は高貴な色とされ、濃色(こいろ)は特に一般庶民には「禁色」として制限されていましたので、濃色と区別するための「薄色」という表現なんですね。

なぜ「高貴」なのかと申しますと、単純に「手に入りにくいから」なんですけどね(笑)。識別しやすく判りやすいので階級制度に「色」が利用されることはよくありますが、宝石などもそうですよね。

珍しいもの、手に入りにくいものほど価値が高くなる的な。それって、人間の欲望に準じてるだけなんですけどね(≧▽≦)。

少なくとも現代日本では「禁色」されているお色は無いと思っていますので(TPOによる禁色は多少ありますが)、現代に生まれてきて良かったなーと思います(笑)。禁色がある時代に生まれてきてたら、きっと私、グレてたと思いますっ(`・ω・´)。


グラデーションはありますが、コントラストは少なく、


全体的に優しい印象だと思います♪

おむすび巾着は、縫う部分が殆どバイアス状なんですね。布の織り目に対して45度の。
なので、入れ口の部分が特に縫いにくいと思いますが、全体に待ち針を打って、少しだけ中心部を膨らませる感じで、なだらかな山型に縫っていただきますと収まりがいいと思います(*´▽`*)。

それぞれのお店に出品しています♪



2020年9月29日火曜日

おむすび巾着(松竹梅)とSOLD OUT等4点

 


松竹梅や様々な植物が刺繍された黒留袖の反物から
おむすび巾着の完成です(∩´∀`)∩♪。


黒地だからこその、くっきりと浮かび上がる植物たち♪


金平糖袋と同じで、おむすび巾着も中に何も入れてなくても自立して立つ不思議です。

んー?正絹ならではなのでしょうかねー?生地だけを手に持ちますと、しっとりとした重さがあるのに、身に付けたり物を入れたりすると「軽い」という不思議。

それぞれのお店に出品しています♪

そしてそして、お蔭様で、


「花曇りの桜」等4点が旅立ちました(≧▽≦)。
見つけてくださって本当にありがとうございます(´;ω;`)。

取り立てて宣伝もすることもなく、ネット界の片隅でひっそりと運営しているお店の作品を見つけてくださるお客様方って、絶対に超能力者の方だと思ってるんですねっ(`・ω・´)。

しかも選んでくださって買ってくださるって。。。
何処の馬の骨とも知れない人間。。。というか幼獣のお店で、です。
もう絶対に菩薩様だと思うんですねっ(`・ω・´)。

超能力者であり菩薩様であるとしか思えないお客様たちと出会えて、本当に有難いなぁと思います。この度も本当に有難うございます(*´▽`*)。

朝晩が涼しく過ごしやすくなりましたが、昼間との寒暖の差で体調を崩される方も多いようですので、皆様もどうぞご自愛くださいませ(*´▽`*)。