2017年8月16日水曜日

金平糖袋の作り方(準備編)3裏打ち布


金平糖袋の作り方(準備編)1着物生地の水通し

金平糖袋の作り方(準備編)2着物生地の選び方

布の縫い目が傷みにくいように裏打ち布を付けるのですが、
金平糖袋の実物を解いてみた時には晒が使われていました。
包丁一本~晒に巻いて~の「晒(さらし)」です。


真っ白な綿100%の布で、一重の着物の肩部分や
「居敷当て」といって、お尻の部分の縫い目や生地が
傷みにくいように当て布としてもよく使う布です。

何かと使えるので、ひと巻きあると便利です。
腰を痛めた時とか、腰にギュッと巻いたりしてました。(///∇//)

最近では手縫いで手が痛い時に
指にギュッと巻いていました♪


新モスと呼ばれる綿100%の布は
晒よりも柔らかめで目が細かく、カラーが豊富なので
最近では着物のお色に合わせて使われる方も
多いようです。
新モスも裏打ち布に向いていると思います。

本で見たものは接着芯が使用されていて、
初めて作られる方には接着芯の方が作りやすいかなーと
思います。

私自身も最初の頃は晒や新モスを使っていたのですが
印付けがしやすいので、今は接着芯を使う事が多いです。

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本体の表裏に使うのは不織布の薄手タイプで


最近変えたばかりなのですが
口布部分には薄手の織りタイプを使っています。


どうしても口布部分には負荷が掛かりやすく
ギュッと絞ってシワシワになった時に
不織布の接着芯の場合、経年劣化が早いのではないかなー?
と考えたからです。

今のところ、私自身が長年愛用している金平糖袋も
そういった傷み方はしていないのですが、
出来るだけ長く使えるようにと考えています。(*´▽`*)

いろいろな作り方があると思うのですが
私は先に裏打ちをしてから印付けして
着物生地を裁断するので、先に接着芯を裁断します。


2017年8月15日火曜日

日本的思想と米的思想の間で苦しんでないかい?


最近の「欧米では云々」と語られる時、
それはほぼ、大国を指すことが多いように思います。
欧米ではなく、「米」。(偏見)

なんやろ?
東洋思想といっても、私が知っているのは
インドや中国やその他の国から伝わってきて
日本でアレンジされた仏教的神道的日本思想。
そんな風に思うのですが(独断)

「言葉」ひとつを取っても、
米的思想と日本的思想では根本的に違っているように思います。

「人脈とかターゲットとか集客とかゆー言葉が苦手だ。」
という記事にも書かせていただきましたが
「客層や客筋」のことをターゲット(標的・獲物)
と呼んだり、

「ビジネスライク」という言葉も
「ビジネスのように考えよう」ってことで
自分にも相手にも利益になるように考えようって、
一見、皆にとって良いことのように思えますが

うーーーん。。。???
なんか違うように思えて。(´・ω・`)

別に自分の利益にならへんかっても
応援したい人は応援したいでしょ?

「この人にこうしたい!」って思う時
自分の利益とか、考えへんでしょ?

「こうしてあげるから、こうしてね。」とか
思わへんでしょ?

自分が「そうしたい」と思うからするだけで
それに見返りをいちいち求めるとか
そんなメンドクサイこと考えへんでしょ?

自己犠牲とかじゃなくて「したい!」
という自分の欲求に駆られてするだけでしょ?

「私があなたを好きなんだから、
あなたも私を好きになりなさいよ!きー!」
なんてストーカー的発想にはならへんでしょ?

「そうしたい!」という欲求の方が先立つからか?
自分にとっての「損得勘定」というのは
自分ではよくわからないのですが(;´∀`)
「損得勘定」で近づいてくる人は
だいたいすぐに見分けがつくようになってきました。

で、そういう人に限って人間関係に悩んだはったり
誰かに騙されたとか裏切られたとか
被害者感情が強かったり。

あくまでも私の思う米的思想宗教観なんですけど、
一人か二人の神様だけが絶対で
善か悪か、正か邪という二元論の価値観のように
思います。(独断と偏見)

日本的思想は仏教も神道もあって
ヤキモチ焼きの神様がいたはったり
貧乏の神様がいたはったり。(≧▽≦)

絶対神ではなく、人間っぽくて
フラットに近い関係。(独断と偏見)

森羅万象すべてのものごとに
神様や仏様が宿っていて
八百万の神々がいる。
要するに「何でもあり」の宗教観だと思うのです。

「ゆるい」(≧▽≦)

その「ゆるさ」が日本的思想の根源なのかなー?
とも思います。

私も含めて、「日本人は無宗教だ」と言われますが
ゆる~~~く日常の中に、生活のそこかしこに
神様や仏様が存在するからではないかなー?と。

「絶対にこうでなければいけない」ってことがなくて、
「仏教が嫌やったら神道でもええんちゃう?」的な。

「でも、全部捨てるのはどうかな?」的な。

そういう「ゆるさ」って変化にも強くて、
「自分で考える・決める」という幅もあって
実は今の時代にも向いているのではないかな?と。

「自分の価値観と合わないものは
全部、悪だ!!認めない!!」っていうのじゃなくてね。

「自分にとっても相手にとっても利益になる」という
ビジネスライクな考え方も良いでしょうが、
「見返りを求めない」という仏教的思想も
楽ちんですよ。(≧▽≦)

人間関係で悩んだはる方の多くが
人様を自分の思うようにコントロールしたがってたり
自分の価値観が「絶対」だと考えたはったりします。
それなのに「独自の価値観」ではなく、
「大勢の人が認める価値観」を良しとします。
要するに己(おのれ)がいない。

こういう方って日本的思想と米的思想の間で
苦しんだはるように見えてしまうんですよね。
二元論がお好きだし。(独断と偏見)

まぁ、私のようにあれもこれもというような
節操の無い幼虫に言われたくないと思いますが。(///∇//)

損とか得とか利益よりも
自分が本当はどうしたいのかって事を優先すると
もっと楽になるではないかなー?と思っただけです。

苦しい事が悪い訳じゃないですけどね。
苦しんだ先にしか見えないものもあるので。



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マリアビートルの巾着(赤・大)

2017年8月14日月曜日

金平糖袋の作り方(準備編)2着物生地の選び方

金平糖袋の作り方(準備編)1着物生地の水通し

元々の金平糖袋は、
実物も本で見たものも2色遣いだったのですが、
じゅごんろ~どの金平糖袋はアレンジして
作っています。(*´▽`*)

作り方を説明するとなると、
基本に近い形で作った方が解りやすいかなー?
と思って、今回は二色遣いにしようかと♪

反物を取り出しては並べて、
組み合わせを考えるのも楽しい時間です。(∩´∀`)∩


赤と黒とか、コントラストが強い方が
構造が解りやすいと思ったんですけど、
黒だと色が潰れて解りにくいかも?
ってことで紫の紬と組み合わせることにしました♪

なでしこ

やさしいお色の一色で作ると、こんな感じで

いづれアヤメかカキツバタ

「ぼかし」という色のグラデーションがある部分を使うと
一色でもこんな感じです。(*´▽`*)


黒の一色でも可愛いんですよ♪(自画自賛)

カラフルに3~8種類くらいの生地を組み合わせると





こんな感じになります♪


絞り」という技法を使った反物を使っても
仕上がりがふっくらして可愛いです。(*´▽`*)

私が主に、新古品の訪問着やお振袖を
材料として使う事が多いのは
着物としてお仕立てした場合に
「難(なん)」のあるものを使っているからです。

着物としてお仕立てした時に1枚の屏風絵のようになる
「絵羽(えば)」ものの訪問着やお振袖は
「柄合わせ」をするので
「難」があった場合に「難」の部分を避けて裁ったり
左右を入れ替えて縫い込み部分に
「難」を隠すという事が出来ません。
(柄を合わせないと、かなり歌舞いた出で立ちになります)

「難」の部分を直してお仕立てするにも、
もう1枚着物が買えるくらいの
金額が掛かってしまうとなると
なかなか売れ残ってしまう事が多いようで、
そんなお話を呉服屋さんで伺ったので

素敵なのに、着物として着られる事がない反物を
日常生活でもっと使えへんかなー?と
和裁のお稽古に通っていた頃から
「難」のある反物を買って
お洋服や小物やインテリアとして
お仕立てするようになっていました。

もちろん、おうちで眠っている着物を解いて
金平糖袋を作ることも出来ますので、
皆さんそれぞれの、色や柄の組み合わせを
楽しんでいただけたら良いなーと思います。(*´▽`*)

今日はお昼に寝落ちして、
気付いたら5時間も眠っていたのですが(≧▽≦)
夜10時ごろにはもう既に
また眠くなっているという
ねむねむモードな日です。

朝晩が少し涼しくなったので
身体がホッとしてるのかもですね。( *´艸`)



金平糖袋の作り方(準備編)4接着芯の裁断と用量の計算の仕方(前編)

金平糖袋の作り方(準備編)5接着芯の裁断と用量の計算の仕方(後編)

金平糖袋の作り方(準備編)6印付けと裁断(前編)

金平糖袋の作り方(準備編)7印付けと裁断(後編)







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2017年8月13日日曜日

手作り 金平糖袋 はちみつ


お盆なので、めっちゃ空いてる京都です。(∩´∀`)∩
お買い物も楽々で、ちょっと一息つける感じです♪

なぜかイエロー熱が続いていて完成したのが
金平糖袋 はちみつ です♪

金平糖袋 はちみつ









京都にも蜂蜜専門店さんがあって、
オープン当初は珍しくて色々とハチミツを買い揃えて
味比べを楽しみました。(*´▽`*)
百花蜂蜜と呼ばれる様々な花の蜜を集めた蜂蜜や
アカシアやレンゲなど1種類の花の蜜を集めた蜂蜜など、
同じ蜂蜜でも色とりどりで、
今回はそんな蜂蜜をイメージして作りました。


和色では淡黄色(たんこういろ)と呼ばれる淡い黄色と
承和色(そがいろ)と呼ばれる
ほんの少しだけ緑味を帯びた淡い黄色や
玉蜀黍色(とうもろこしいろ)と呼ばれる
玉ねぎの皮のようなブラウン寄りのお色等
やさしい雰囲気のカラーを組み合わせました。

作品を通して、
お蚕さんを育てて下さっている方々、
お蚕さんから白反物を作って下さっている方々や、
着物づくりに携わっていらっしゃる方々の仕事の素晴らしさと
着物生地の素晴らしさが少しでも伝わりましたら幸いです。


素材は丹後ちりめんで、
上質な訪問着の反物を組み合わせています。
古布ではないので、しっかりとした厚みがあります。
江戸打ち紐のみ、レーヨン100%です。

紐通し口には補強を兼ねて
ビーズを縫い付けてあります。

サイズは口布部分の幅が最大約18㎝。
深さは最大約15㎝です。
丸い形状ですので、意外にたくさん入ります。



手に持つとこんな感じなのですが、
私の手は女性にしては大きめなので
ご参考までに。(●´ω`●)ゞ


写真を撮って気付いたのですが、
めっちゃ手も日焼けしてますね。(///∇//)

先日は腕の皮がめくれていたので、
擦り傷かなー?と思ったのですが
日焼けしてめくれてきただけでした。(≧▽≦)

金平糖袋 はちみつ は
それぞれのお店に出品しています。

2017年8月12日土曜日

YouTubeのスライドショー作成機能が廃止されるんだって


先ほどYouTubeのスライドショーを作成していたら
スライドショー作成機能は2017年9月20日で
終了しますってよ。Σ(・ω・ノ)ノ!

えええええ~~~!!
デジタラーになりきれないアナロガーな私は
の、の、の、のうしたらいいのーーー(つД`)ノ
と一瞬、途方に暮れてしまいました。

サクッと調べてみましたら
Windowsのlive movie makerで
スライドショーも作れるしYouTubeにも
アップロードできると知って、ひと安心です。(∩´∀`)∩

まぁ。。。使ってみないことには
アナロガーな私に出来るかどうかは
不明なのですが。(///∇//)

そんなことをいうても
出来なければ
出来るまでやるしかないんですけどね。(;´∀`)

''o(゚д゚o)ヨシッ 

使う人にとっては便利な機能も
使う人数が少ないと淘汰されるんですよね。

YouTubeさんによりますと、
その分、他の機能を充実させる方針だそうです。
企業にとっては当然の選択なので
らいぶむーびーめーかーを使いこなせるように
頑張ります♪



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