2017年5月24日水曜日

三條本家みすや針さんのお針


裏打ちをして縫う金平糖袋は
針の消耗も早くて、
最後の1本が曲がってから
他のお針で代用したものの、
やっぱり縫いにくくて
三條本家みすや針さんへ行ってきました♪



これが無いと手縫いのものが作れないくらい
大事なお針です。(*´▽`*)

近頃の京都は観光のお客様が
すごすぎて💦
お休みの日に
繁華街に行くのもなーって感じで
足が遠のいていたのですが

お針はやっぱりここでないと。(≧▽≦)



真夏日の京都でございました。(笑)
緑がキラキラして美しかったです♪



堀金箔粉さんの前を通り、
いざ!寺町通り商店街へ!




入口はまだ空いていましたが。
午前中でもなかなかの人出でした。



寺町三条から河原町三条の間の
怪しげな路地ですが


この路地の奥に
小さな素敵なお庭のある
三條本家みすや針さんの
お店があります♪

おじいさまがお庭の手入れをされていたので
こんにちは~とご挨拶してお店に入りますと
珍しくお客様がいなくて

飾り待ち針なんかも見たりして、
ファミリーに頼まれていたお針も
ゆっくり見比べて買えました♪


この四ノ三のお針は、
和裁のお稽古で先生に教えていただいてから
ずっと使わせてもらっています♪

他の生徒さん達とも情報交換したりして
色々なお針を試したりもしましたが、
やっぱり三條本家みすや針さんの
四ノ三が一番使いやすいです。
(当時のお稽古での総論です♪)



三條本家みすや針さんのホームページによりますと
現在十七代目当主で、
「みすや針」の名前の由来は

現在の場所にお店を構えた当時、『池ノ端針』の家号で商いをしておりました。1651年より宮中の御用針司となり、『みすや』の家号は1655年に、後西院天皇(後西天皇1637~1685)より賜りました。御所で針を造っておりました私どもの先代が、「清め」の意味と、その技が秘術であったことから、御簾(みす)の中で作業をしておりました。この様子を天皇様がご覧になったためと思われます。


私は「ビジネス」って言葉が苦手で、
やっぱり「お仕事」って言葉がしっくり来ます。

様々な技術も、
現代では失われているものも多い事を考えますと
昔のお仕事って神秘的ですね。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

針穴は丸いタイプの方を使っています。(*´▽`*)



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