2017年10月20日金曜日

図書館の本を読んでチャンピオンになった男


昨日の「紙の本が大好きだ」に書かせていただいたようなことが
今日の紙の方の京都新聞・夕刊に載っていたので
shareしたいと思います。(*´▽`*)

10月12日に世界ボクシング機構(WBO)
アジア・パシフィック・バンタム級王者になった
勅使河原弘晶選手は複雑な家庭環境から逃げるように
中学2年から非行に走り、少年院に2度入った。
退院直前の19歳の時、図書館で輪島功一さんの自伝
炎の世界チャンピオン」に出会い、
貧困の中、25歳のプロデビューから世界チャンピオンになる物語に
「過去を変えることはできない。
ただ不器用でも努力はできる」と勇気が湧いたと。

輪島功一さんが1988年にジムを創設されてから
30年目で初めての王者だそうです。

たった1冊の本で、人生が変わる。
一人の人間の人生が変わることで
周りで関わる人の人生も変わる。
本には、そんな大きな力が宿っています。

「本が売れなくなるから」という理由で
図書館で文庫本を貸し出ししないようにという
訴えがあるそうですが

少年院の図書館でしか本を読めなかった男の子が
ボクシングの王者になりました。

この新聞記事を読んで、
輪島功一さんの自伝を読みたいと思う人が
いるかもしれません。

「本が売れない理由」が、やっぱりなんか
ズレているように思うんですよね。(´・ω・`)

良い本・面白い本を熱意をもって宣伝すれば
ちゃんと売れるのではないかなー?と。
図書館のせいとか出版不況?のせいとかじゃなくて。

図書館でしか本を読めない人たちも
沢山いたはると思います。
そして、そんな方々にこそ、「本」が必要だと思うのです。

阪神淡路大震災の時
アートや音楽が、たくさんの人を励ましたように。

古代柄のシュシュC



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