2015年1月に旧ブログ で書いた記事です。
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「ハンドメイドに出来る事」
着物の文様もそうだけど、
他の国でも民族衣装や伝統的な衣装には、
身に着ける人の無事や健康長寿、開花を願って施された柄や模様が
使われていることが多いですよね(*´∀`*)
手作りの原点って、そういう事なのだろうなぁと思う。
誰かに無事でいて欲しい。
健康で長生きして欲しい。
誰かの人生が上手くいって欲しい。
そういう祈りや願いを込めて、遠い昔の人たちも
手を動かしていたんだろうなぁ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
販売を始める時から考えていたことなんだけど、、
ハンドメイドって、もっともっと社会貢献できるんじゃないかなぁと。
売り上げを寄付するとかじゃなくて、
もっと。。。なんていうか。
世界中のシステムになるような。
ご飯を食べたり、電車に乗ったりするように、
日常の当たり前としての習慣?になるような。
お互いの幸運を祈る習慣。
近江商人の考え方みたいな、三方良し。
私の頭程度では、まだまだ漠然としたことしか思い浮かばないし
上手く表現できないんだけど~( ̄▽ ̄;)
何か方法があるはずって事だけは、確信してる。
ハンドメイドにできることは
もっともっとあるはず。
そういうものを模索する為にも、もっともっと勉強しないとね~(//∇//)
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「たとえばこんなリサイクル」
国や京都市等のゴミ情報を読むと、
日本で1年間に廃棄されている衣料品は約100万トン。
約20億着が、リサイクルされる事もなく捨てられているんだって。
値札が付いたままのものや、袋に入ったままのものも
少なくないって。
日本の工場で生産される衣料品は減り、
海外工場で安く大量に生産されて、
衣料品までも「使い捨て」のようになってしまっているのが現状。
いつまでなんだろう?
衣料品が大切にされていたのは?
衣料品でも電化製品でも何でも、「お直し」するのが当たり前だったのは?
大量生産大量消費で、多くのお金が動く事が良しとされる
現代資本主義。
「景気を良くするにはモノを買うこと。
お金が回らないと景気が良くならない。」とは
今もよく言われる事。
何も考えずに。
それを聞く度に違和感を覚えてた。
そもそも、いつまでも成長し続ける経済など有り得るんだろうか?
そもそも、「限りある資源を大切にしよう」と言いながらの
大量生産大量消費の使い捨てって、矛盾してない?
「社会貢献」というと、
寄付やボランティアがイメージされやすいと思うけど、
「継続」ということを考えると、
利益も雇用も産み出せるシステムとして機能することが必須だと思う。
まず衣料品をゴミとして捨てない為に、
販売店やデパート、スーパー等で不要な衣料品を引き取って、
無料でも良いと思うけど意識を変える為に、
1kg何円とかで換金するのも有りだと思う。
引き取った衣料品の洗濯と仕分け。
アイテムごと、素材ごと等、細かく仕分けして
縫製されたものを分解して生地に戻す作業。
その生地や部品を、ハンドメイド素材として販売。
ここまでの作業だけでも、都会じゃなくても
雇用も生まれると思うんだけど?
これだけ流通が発達してるんだから、
いつまでも東京一極集中っていうのも、おかしな話。
3Dプリンタで作られるものも増えるだろうし、
ますますリサイクルのシステムを確立する事は大切だと思うなぁ。
原発だって、建てられた当初はインフラも整備されてなくて、
流通も良くなくて、苦渋の選択だったのかも知れないけど、
今は流通も違えばネットもあるし、
地元発信のお仕事が、もっともっと創れる時代だと思う。
原発に依存するように仕向けられてきたような?
(追記:原発でお仕事をされてる方々を非難する意図はございません 。むしろ、大変なお仕事に従事されていると思っていますし、
感謝しています。)
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本来、「手作り」と「消費」は
真逆に位置していたと思うのだけど、
今は手作り品でさえ、消費していくものになっている
気がします。
布のハギレを使った小物を作る時に、
悪気も他意も無く、「ハギレ消費」という言葉を使われる
有名なハンドメイド作家さんたち。
その言葉を何の違和感もなく受け入れて、
真似して使うハンドメイド作家さんたち。
言葉の揚げ足を取るつもりも、責めるつもりも無いですが、
言葉の使い方は、世相を反映しますね。
本当の意味で、
作る人を含めて三方良しになる方法。
売る人と買う人だけではなく、
社会にとっても良しとなる方法。
日本人の美徳とされる「もったいない」や
ものを大切にする心を生かして、
あと1ヵ所の歯車が噛み合えば
もっともっと、手作りの良さで
みんなが良くなる方法があると思うのですが。
賢い方。お知恵をくださーーーいヾ(@°▽°@)ノ
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私は、最後は雑巾として使用してから捨てています。
最初の頃は書いていた、こんな説明も
いつの間にか書かなくなっていました。
伝えないと、解らない事が沢山ありますね。
伝え続けることが、大切かもしれません。
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