先日、ファミリーや帰国中の会社の元部下Jちゃんと行ってきた
(〒604-8156 京都府京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546−2)での
継ぐこと・伝えること57~浪曲×ブルース~。
明治2年に開校した元・明倫小学校が
現在の京都芸術センターです。
昭和6年に大改築された姿が、ほぼそのままに残されています。
こんな美しい建物で、浪曲とブルースという
コラボレーションを堪能してきましたっ(≧▽≦)
ファミリーが新聞広告を見つけて行きたいと言い出したのですが、
読んでみるとなんとなんと!
10代20代の頃に通っていたライヴハウス磔磔で
よく聴きに行っていた憂歌団の秀勝さんが!о(ж>▽<)y ☆
現在は「木村充揮(きむらあつき)」さんの名前で活動されていますが
私にとっては、秀勝(ひでかつ)さん。
もっと言えば、「ひでかっつぁん」のままなのです。
「天使のダミ声」と言われるその声も
色付きのお水(笑)を飲みながらの演奏も
客席との楽しい掛け合いも
ひでかっつぁんの笑顔も
何もかもが、あまりにも素敵に変わらないままなのに
タイムスリップした感覚は無く、
「今」という時を、強く感じました。
何故なのかは分からないけど。(*_*)
そして浪曲の二代目京山幸枝若(きょうやまこうしわか)さんと秀勝さんとの、
楽しい漫才のようなトークを挟んで
待ってました!の京山幸枝若さんの浪曲!
これまた京山幸枝若さんの軽快なトークにピッタリな演目、
「左甚五郎~竹の水仙~」。
お二方共に、ものすごい歴史と技術をお持ちなのに
驕る事も威張る事も無く、
惜しみなく、その技術を、愛を、さらけ出す。
ひたすらに笑って泣いて、濃密な時間をいただきました。(´;ω;`)
なんなんでしょうね?
舞台に、リングに、ライヴに行くと
いつも感じるんですけど
表現する人たちのエネルギーの塊のような愛?
そして拍手のパワー。
以前にも書いたけど、拍手(はくしゅ)って
神社へ行った時に神様にご挨拶する柏手(かしわで)を
連続で打つ行為でしょ。
自分に向けられている訳ではないんだけど
沢山の人の拍手が一斉に打ち鳴らされると
とても心地いい。
なんやろ?悪意や邪気が無くて
表現者へ向けての感謝や称賛や愛情が向けられているからかな?
うーん?理屈はよくわかりませんが
とにかく体感は心地いいのです。
そして理屈は間違える事もあるけれど、体感は間違えない。
生まれた国も背景も違う浪曲とブルースですが
市井の人々の労働や暮らしや愛や恋や心の内側を
笑いや哀しみを通して表現する。
お二方の肩の力の抜けた、素晴らしい表現力に
圧倒されっぱなしでした。(∩´∀`)∩
10代の頃、周りの同級生たちは
テレビの中のアイドルや、不良っぽいバンドに夢中でした。
そんな中、私たちはひっそりと大人に混じって
山口富士夫さん、ローザルクセンブルグ等々のライヴを
浴びるように聴きに行っていました。
流行り廃りに関係なく、
音楽も
好きな音楽はずっと好きです。(*´▽`*)
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